36 ページ36
.
学校へ着くといつもと変わらぬ毎日が過ぎ、気を遣ってくれているSTのみんなに感謝しかなかった。
空が明るく染まりだし、生徒がちらほら下校し始める。
俺たちも横に並びたわいもない話に花を咲かせながら校舎を後にする。
校門を出たところで
淳太「A、先に車戻っててくれへん?」
と頭を撫でた。
少し不思議そうに瞳を揺らしたが
あなた「わかった。」
コクンと頷いて廉と紫耀が待つ車の方へと歩いて行った。
その後ろ姿を皆黙って見つめていた。
.
.
沈黙を破ったのは照史だった。
照史「…ほんまに行ってまうんやな」
少し鼻にかかった涙声が俺の涙腺を緩ませる。
.
.
.
淳太「…Aのこと…よろしくお願いします」
6人に向かって深く頭を下げた。
こぼれ落ちる涙がアスファルトを濡らす。
崇裕「淳太、頭あげてーな」
濱ちゃんに肩をたたかれゆっくりと頭を上げた。
のんちゃんは目を真っ赤にして鼻をすすっている。
智洋「Aちゃんのことは安心して俺らに任せろ。
なんとしてでも守るから」
望「せやで。
もし淳太があっちで違う女の子で遊ぶようなことがあったらいつでも俺らが奪ったるからな。」
大毅「うかうかしてられへんで!」
流星「まぁあ、手出さへん保証はできひんけどなぁ(笑)」
淳太「おい!
それはあかん!」
あははは と皆が声を揃えて笑った。
崇裕「ぐすっ。
Aちゃんのこと悲しませるなよ。
Aちゃんを抱きしめる権利は世界中どこさがしても淳太しか持ってへんのやから。」
淳太「おん。ほんまありがとうな」
もう迷ってる暇なんてあらへん。
俺が今できることをするだけやんな。
1038人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rina(プロフ) - 凛奈さん» ほんとですね(笑)全く気付きませんでした。適切な形に直しておきました (2016年7月17日 13時) (レス) id: cfc9e7d6e2 (このIDを非表示/違反報告)
凛奈 - 40の英語で書いているのが「two years ago」で「2年前」になっているのですが、2年後のお話ではないでしょうか?「2年後」でしたら「two years next 」です! (2016年7月17日 9時) (レス) id: 68e61ac7ee (このIDを非表示/違反報告)
# NANO(プロフ) - Rinaさん» はっ!ついあなたを後ろで寝落ちしてしまいました((←。これからもずーっと((後ろで))見守ってますね♪♪♪((←。なんか自分で書いてて怖えぇ (2016年5月9日 6時) (レス) id: 69d903e14c (このIDを非表示/違反報告)
Rina(プロフ) - # NANOさん» いや、こわいこわいこわい(笑)夜中にこれはだめなやつ(笑) (2016年5月9日 0時) (レス) id: cfc9e7d6e2 (このIDを非表示/違反報告)
# NANO(プロフ) - Rinaさん» いま、あナたのウしロニいまスヨ?????((うそ (2016年5月8日 23時) (レス) id: 69d903e14c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Rina | 作成日時:2015年6月12日 23時