22 ページ22
.
.
朝用事があったという日から早、1週間。
なんだかずーっと淳太くんがぼーっとしてる。
[朝起きたときも。。]
貴方「淳太くん。おはよ!」
淳太「おはよ」
.
[学校へ行くときも。。]
貴方「淳太くん!学校行こう!」
淳太「…うん。」
.
[かまってほしい時も。。]
貴方「淳太くん!今日髪巻いたんだよ!」
淳太「うん…」
そして今、学校へ向かう車の中でも 窓の外の流れる景色を見つめている。
運転席の紫耀はいつもと違う空気を気にしながらバックミラーをチラチラと見ている。
校門から学校へ向かう道中も会話は一度もない。
…私、なにか悪いことしちゃったのかな…
.
淳太くんのアイスたべたから?
淳太くん宛のプレゼントのチョコレートたべたから?
…食べ物以外まったく見当がつかない。
でも、前にもプリン食べちゃったことあるけどこんなに怒ってなかった。
やっぱり私、なにかしちゃったんだ。
.
.
ST室に着いてからもどこか落ち着かなくって、校内をフラフラと歩きまわる。
目的地もなくさまよっているといつの間にかボイラー室のような場所にたどり着く。
貴方「なにここ…。
怖い」
薄暗くゴウゴウと鳴り響く部屋に圧倒されてしまい、戻ろうと来た道を戻ろうと入り口の重いドアを引く。
ガタガタっ
どれだけ動かしても開かない。
まさか、外から施錠されたわけじゃないよね…
戸惑っていると後ろから
ガタンっ
と音がして、人の気配を感じる。
恐る恐る振り返ると、つなぎのような作業服を着た男の人が。
男「まさかねぇ、作業してたらお人形さんみたいな君が迷い込んできてくれるなんて。
なに?襲われたくってきたんでしょ?」
不気味な笑みを浮かべながらジリジリと私との距離を詰めてくる。
本能的に自分に危機が迫っていることを感じる。
貴方「い、いや!
来ないで!」
どれだけ力一杯叫ぼうとも、低重音を響かせるボイラーの音にかき消される。
.
1038人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rina(プロフ) - 凛奈さん» ほんとですね(笑)全く気付きませんでした。適切な形に直しておきました (2016年7月17日 13時) (レス) id: cfc9e7d6e2 (このIDを非表示/違反報告)
凛奈 - 40の英語で書いているのが「two years ago」で「2年前」になっているのですが、2年後のお話ではないでしょうか?「2年後」でしたら「two years next 」です! (2016年7月17日 9時) (レス) id: 68e61ac7ee (このIDを非表示/違反報告)
# NANO(プロフ) - Rinaさん» はっ!ついあなたを後ろで寝落ちしてしまいました((←。これからもずーっと((後ろで))見守ってますね♪♪♪((←。なんか自分で書いてて怖えぇ (2016年5月9日 6時) (レス) id: 69d903e14c (このIDを非表示/違反報告)
Rina(プロフ) - # NANOさん» いや、こわいこわいこわい(笑)夜中にこれはだめなやつ(笑) (2016年5月9日 0時) (レス) id: cfc9e7d6e2 (このIDを非表示/違反報告)
# NANO(プロフ) - Rinaさん» いま、あナたのウしロニいまスヨ?????((うそ (2016年5月8日 23時) (レス) id: 69d903e14c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Rina | 作成日時:2015年6月12日 23時