"V.I.P".2 Junta.N

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貴方「はぁ…はぁ…」





淳太「はぁ…はぁ…」







二人の呼吸を整える音だけが部屋に響き渡る。







そっとAの頭を撫でると、もう一方の空いている俺の手をぎゅと握る。





なんや、この愛らしい仕草。






淳太「気持ちよかった？」







俺がそう聞いても、まだ意識がどこか遠くに飛んでいるようで(笑)






ポカンとしながら




貴方「あんまり、覚えてない…」






と、呟いた。





.




少しだけ二人の間に沈黙が流れ、俺はまだ火照りの残る頬に触れた。






目はまだ潤んでいて色っぽくて




こんな表情もするんやなぁ…






なんて、思いを巡らせる。








.





.




貴方「…好き。」






不意にポツリと彼女の口から出た言葉。






同時に俺の胸はギュと締め付けられる。







もう、息をすることでさえも苦しいくらいにAが好き。






淳太「…またしよな…？」







悪戯にわざと言ってみるも







貴方「…うんっ//」






と照れながら答える。






ほんまに今日のAいつもと違いすぎて調子狂うわ(笑)





ほんま可愛すぎて。可愛すぎる。






ぎゅっと力を込めてAの小さな身体を抱きしめ、そのまま意識を手放した。

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