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赤信号に引っかかり停車する。
ふと横目でAを見ると、ほんま綺麗すぎて見惚れてまう。
いつもは楽な部屋着でも、"仕事だから" ワイシャツで決めている。
下は下肢に負担がかからないように シフォンのスカート履いている。
元から目鼻立ちがしっかりしているから化粧をすると華やかで。
髪を一つに縛っている姿は様になる。
スタジオに着き、車椅子を押しながら挨拶をする。
崇裕「おはよーございますー。よろしくお願いしますー。」
スタッフ「おっ!!!
Aちゃん!!!
久しぶり!!!」
貴方「お久しぶりです〜!!」
このスタッフさんはJrの頃から面識があって本当に良くしてくれる。
スタッフ「崇裕くん!
Aちゃんのことなら任して!
ちゃーんと俺が面倒みるから」
崇裕「ありがとうございます!」
スタッフ「いやいや、お礼を言うのはこっちの方。
Aちゃんのは、ほんまに大きな即戦力やからね(笑)」
それからメンバーも合流し、楽しくレコーディングが進む。
崇裕「ありがとうございました〜!」
貴方「お疲れ様です〜。
お先に失礼します」
スタッフ「はーい、お疲れ様!
気をつけて帰ってね!」
帰ろうとしているとスタジオの奥から1人の男性が。
「はじめまして。田中といいます」
すらっとした佇まいで話しかけてきた男性は車椅子のAの目線に合わせてしゃがみこみスッと手を出し握手をする。
貴方「は、はじめまして。」
少し驚いたAと握手をした後、僕のところへもやってきて同じ調子で話す。
よくよく聞くと、Aが仕事を辞めた後に入ってきた方らしくって。
俺とも同い年くらいできっといい人なんやろうけど…
心のどこかがざわつく。
目尻を下げて笑顔を浮かべる整った顔の裏側にどこか違和感を感じる。
Aが田中さんから資料やら貰ってるのを見て僕は邪魔かなぁ…なんて思って、コーヒーを取りに給湯室へ行った。
すると、僕の後ろをしげが近づいてきて
重岡「俺はあいつ、好きやない。」
とだけ、つぶやき去っていった。
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紫ジャス民 - 濱ちゃんがかっこいい。ありがとう (2016年1月17日 18時) (レス) id: a7dd7d2c5d (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - 紫ジャスミンとしては最高にキュンキュンしながら読ませて頂いてます。番外編もとても面白くてまだまだ続きが読みたいです。更新楽しみにしてます☆ (2015年10月4日 1時) (レス) id: 42c7b8f22e (このIDを非表示/違反報告)
Rina(プロフ) - ふぅりのさん» ありがとうございございます〜!勿体無いお言葉です!かなりの亀更新ではありますがこれからもお付き合いください! (2015年9月12日 23時) (レス) id: cfc9e7d6e2 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅりの - 番外編も最高です(*´`*) 更新頑張ってください!! (2015年8月29日 21時) (レス) id: cc24b659d9 (このIDを非表示/違反報告)
Rina(プロフ) - ノラ猫さん» うございます! 続編はぼちぼちと書きためていますのでお待ちくださいね!私も書きながら、あれ…しげカッコよすぎ…ってなりました(笑) これからしげちゃんメインも書きたいな♪ 本当にコメントありがとうございました! (2015年7月19日 11時) (レス) id: cfc9e7d6e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rina | 作成日時:2015年5月1日 19時