玉ねぎ７ ページ7
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来世か…僕は何になるんだろう。
個性が出るといいなぁ…
「ぷっ、あはは、あははっははは！！！」
来世占いをしよう！と言い出してたら数分後
Aくんはいきなり笑いだした
「ど、どうしたの…？」
なんか変な結果が出たんだろうか…
「僕は、タイヤだって…っ！あはっははは！！！」
「タイヤ！？…タイヤって、ぷっ」
タイヤって、Aくん…それはあんまりじゃないか
もはや人じゃないよ…それ…。
「でもね！！出久の方が面白いよ！！！！」
「えぇ、なんかヤダなぁ…」
タイヤを越える面白さって…何だろう
「出久はね、…玉ねぎだって！！あははっはは！
待って、お腹痛い、ふっ…」
「た、玉ねぎ……」
僕も人の事言えなかった((
もはや人じゃない挙句野菜…。
「出久、玉ねぎっ、くくくくっあはっははは！！」
「わ、笑いすぎだよ！！Aくんはタイヤでしょ！
…ふっ、あははは」
「あ〜〜出久僕の事馬鹿にしちゃうんだぁ〜！！」
僕を茶化しながら笑うAくんの顔はさっきとは違う楽しそうな表情をしていた
「…ふぅ、僕も出久も来世結果あんまりだね…」
「せめて人が良かったなぁ…」
タイヤと玉ねぎ…
「じゃあAくんと僕は来世じゃ会えないね」
「それは嫌だよ〜！！！！」
小さい子供みたいに泣きついてきたAくん
何でだろう…さっきまでいなくなってしまおうって
考えてたのに、おかしいな…
「ねぇ、やっぱり飛ぶの今度にしようよ…！
… 本当に飛べる日目指してもう少し一緒にいませんか！」
「……うん！」
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作者名：Pなつ | 作成日時：2018年10月14日 17時
