私の個性結構便利です【ヒロアカ×#コンパス】

相澤先生 ページ22

.







ｺﾝｺﾝ







相「どうぞ」


『…失礼しまーす、!?』






“相澤消太”と書かれてる病室のドアを開けた瞬間
目に映った相澤先生の姿を見て体が固まってしまった





相「用があるならさっさと入れ。後、伸ばすな」


『は、はい』






相澤先生の近くに置いてある椅子に腰を下ろしたのはいいんだけど…



何言おうとしたのか忘れちゃったよ…空気が重いｯ!!



相澤先生…もう、ミイラマンだよ(´ºωº｀)
もう、なんか目しか見えないの逆に怖い








『…え、とその、』



相「なんだ…」



『その、…ごめんなさい』



相「は…？」



『相澤先生に、…こんなにたくさんの傷を、負わせちゃった…私がもう少し早く行動出来てたら傷は少なくなったのかもしれないのに…』







きっと今、私は緑谷くん状態だろう…
ブツブツと、でも相澤先生には聞こえる声で足の上に置かれてる手を見つめてツラツラと言葉を並べた







相「俺は教師として氷室を叱らなきゃいけない。
俺はあの時“逃げろ”と言ったはずだ…何故俺の指示に従わなかった」



『それは、…分かりません。でも、その場にじっとしている事が出来ませんでした…ごめんなさい』






まぁ、そうだよね…あの時指示に従えば私が怪我をすることは無かった
でも私の怪我なんてどーでもいいもん…





相「でも、俺自身としては…感謝しているし、申し訳なく思っている」



『…はい??』



相「お前、回復キャラを使っただろ？…そのお陰で怪我をしたのは変わりないが多少の傷は軽く済んだ。まぁ、目の後遺症は回避できなかったがな」



『そ、うですか…』





感謝されるのはとても嬉しいけど、なんか複雑だな…
後遺症なんてプロヒーローにとっちゃ大変な事なのに






相「…怪我は大丈夫なのか」



『はい！相澤先生と比べちゃ擦り傷みたいなもんですよ!?』



相「左腕を壊しといて擦り傷とは…」



『いやいや勿論擦る所じゃありませんけどね!?
相澤先生と比べたら〜の例えですよ例え！』








それから看護師さんに自分の病室に戻れと言われるまで相澤先生とお話をした


因みに相澤先生は明日退院するらしい…早すぎわろたwww


その流れで『私も退院します！』って言ったら固定された腕で相澤先生に思いっ切り殴られた…





イタイ、私も一応怪我人…

退屈→←おはよう

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す