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第30話 黒電話 ページ32

メイティアSIDE

学校ね…

まだここに来てから1日もたってないのになんだか懐かしいなー

確かに、アレンの言っていることは大事なことだ

親からしてみれば、突然子どもが4人も失踪して、
学校にもいない

そういう状況なのだから

連絡する方法があれば、なんとかできる気がするんだけど、ここにあるかな?

私がそう思っていると、ちょうどオウブもそう思ったようでアレンに質問した

「なぁ、アレン
 連絡する方法ってある、よな?」
「ない!
 わけじゃないよ」

ややこしい言い方をしないでよ…
一瞬驚いたじゃない

アレンはニコニコと笑顔で話す

「僕は普段、外と連絡なんてとらないから、電話機は1つしかないよ
 しかも、その電話ずいぶんと古いんだよね〜
 えーと、なんて言ったけ…
 そうそう! 黒電話なんだよ!」

思わず顔がひきつった

そんなものが今の時代にあったのか…

リアンが不安そうに聞く

「その黒電話ってつながるんですか?」

アレンが(見た目は)子どもっぽく無邪気に首をかしげる

「さぁ?
 どうなんだろうねっ」
「おい!
 どうなんだろねっ、じゃないだろ!
 つながらなかったらどうするんだよ!」

アネラが怒ったように言う
いや、ようにじゃなくて怒っているのか

「まぁまぁ 試してみよう」

アレンのその一言で問題の黒電話のところに行くことになった

・・・

結果から話そう
黒電話は外とつながらなかった

と、いうか、なぜかお札が何枚も貼ってあって
しかもコードが途中でちぎれているのだから、電話ができるはずもない

「えっと… アレン?」
「なーに、メイティア」
「これじゃ、電話なんかできないじゃない!」
「えーそうかなぁ
 たまに、夜中、この黒電話から電話がかかってくることがあるんだけどな」
「…」

いや、もうこれ以上は突っ込まないほうがよさそうだな…

と、そのとき

「なぁ、みんな」

リアンが真剣な顔をして私たちに言った

「なんで家に、もとの世界に帰らないんだ?
 俺は両親とも魔導士だからいいけど、お前らは違うだろ
 親や学校にまで心配をかけさせてまでここに残りたい理由があるのか?」

リアンは知らないもんね

じゃぁ話さないといけないか…

オウブがリアンに説明しだした
その目はアレンを睨んでいた…

第31話 謎の男→←第29話 思い


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作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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晏壽*匿名の堕天使@受験\(^o^)/(プロフ) - 更新されてる……?! (2016年3月24日 17時) (レス) id: b364f7acdb (このIDを非表示/違反報告)
沖田テツヤ - 面白いです!!更新頑張って下さい!!題名は"異世界の力の泉"はどうですか?でしゃばってスミマセンッ>< (2014年2月15日 19時) (レス) id: 70a9721851 (このIDを非表示/違反報告)
美燦雅★晏壽(プロフ) - 月詠白明さん» Wとかいろいろあるからね (2014年1月8日 11時) (レス) id: 213bdf6925 (このIDを非表示/違反報告)
月詠白明(プロフ) - 美燦雅★晏壽さん» それは、ごもっともダネ (2014年1月8日 11時) (レス) id: c03204db58 (このIDを非表示/違反報告)
美燦雅★晏壽(プロフ) - 月詠白明さん» その言い方はヒドイwwグダグダなのは、更新できてないからだよ! (2014年1月8日 11時) (レス) id: 213bdf6925 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:晏壽&氷化&真菜 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ANJUANJU/  
作成日時:2013年8月21日 16時

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