第21話 真の悪？、アレン様 ページ23
お城に泊まるかどうかで、もめていると、オウブが言った
「えーと みんな、どうしてこの城に泊まるって話になってるの?」
私は不思議そうな顔をしているオウブに答えた
「当たり前じゃない リアンが私たちを魔導士にするって言ったんだから、
私たちを泊めるところくらい用意すべきなの」
私の説明を聞いても不思議そうな顔をするオウブ
「なにがそんなに不思議なの?」
「だって、リアンが魔導士だって知ったのは、今日なんだぞ。簡単に宿が用意できるはずない
そもそも、親がいつまでも帰ってこない俺たちを心配してるだろうし
ここに泊まるよりはいったん家に帰ったほうがいいだろ?
俺たちには学校もあるしな」
「「「あ…」」」
オウブの言うことに、私たち(私とリアンとアネラ)は声をそろえた
「そういえば、そうだった…色々ありすぎて、そこまで考えてなかった」
リアンが言うとオウブは驚いたようだ
「そんなこと、普通わかるだろ」
「へぇー君たち、学校にいってるんだ〜」
私たちの会話にアレンが入ってきた
すっかり、アレンのことが嫌いになったらしいアネラが不機嫌そうに言う
「なんだよ 学校に通ってたら悪いのかよ」
すると、さも当然のようにアレンはうなずく
「学校は生きていても必要のないことばかり教えるからね
でも、魔法を習うことは違うよ
世界が違って見えるし、普通に過ごしていれば味わえない楽しさある
だから、素質のある君たちにはここに残ってもらいたいな、ぼくは
それでも、帰りたい?」
「なにそれ!?帰るに決まってるでしょ!ねっみんな」
私の問いにオウブもアネラもひかえめにリアンもうなずく
「そっか… それなら、しかたがないな」
あきらめたかな?
私がそう思った瞬間、アレンの無邪気だった笑顔が消え、無表情になった
「っ!」
子どもとは思えない迫力に私たちは後ずさる
でも、後ろにはノア
「ごめんね でも、アレン様に逆らったあなたたちも悪いわ」
そう言うノアの声が聞こえたかと思うと意識が遠のいていった
最後に聞こえたのは、アレンの声
「君たちはここに残ってもらうよ… そうぼくが思ったんだから、君たちは逆らえないよ…」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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あずきいろ
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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ホ モ弁のポテト＆ビーフカレー味のジャーキー味の元←意味不明Σ（ﾟдﾟlll）
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晏壽＊匿名の堕天使＠受験＼(＾o＾)／(プロフ) - 更新されてる……？！ (2016年3月24日 17時) (
レス) id: b364f7acdb (このIDを非表示/違反報告)
沖田テツヤ - 面白いです!!更新頑張って下さい!!題名は"異世界の力の泉"はどうですか?でしゃばってスミマセンッ＞＜ (2014年2月15日 19時) (レス) id: 70a9721851 (このIDを非表示/違反報告)
美燦雅★晏壽(プロフ) - 月詠白明さん» Wとかいろいろあるからね (2014年1月8日 11時) (レス) id: 213bdf6925 (このIDを非表示/違反報告)
月詠白明(プロフ) - 美燦雅★晏壽さん» それは、ごもっともダネ (2014年1月8日 11時) (レス) id: c03204db58 (このIDを非表示/違反報告)
美燦雅★晏壽(プロフ) - 月詠白明さん» その言い方はヒドイwwグダグダなのは、更新できてないからだよ！ (2014年1月8日 11時) (レス) id: 213bdf6925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晏壽＆氷化＆真菜 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ANJUANJU/
作成日時：2013年8月21日 16時
