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そしてまた同刻。JR渋谷駅新南口、“帳外“。
ここに待機しているのは、東京校2年の担任であり一級術師、日下部篤也と準二級術師、また現在昇級査定保留中のパンダ。
以上二名の日下部班である。
高度な結界術、五条悟の指名。これらのことから交流会の襲撃班と同一人物である、と彼は語った。
「上は被害を最小限に抑えるために、五条悟
俺たちと七海、禪院家のジジイ、それから冥冥だな。みーんな“帳“の外側で待機。五条のこぼれ球を拾うってわけだ」
「…被害を最小限って、術師の被害のことだよな?一般人の被害はお構いなしか?」
「そうつっかかんなよ。去年の百鬼夜行と違ってもう事が起こっちまってる。俺もこれが最善だと思う」
飴を舐めながら呑気そうに話している日下部とは対照的に、緊迫した様子でそう話すパンダ。
そんな彼をちらっとみて、日下部はそれに…と続ける。
「さっき“帳“の内側を見てきたが平和なもんだったぜ。一般人がパニクっちゃいたが、呪霊や呪詛師が殺しまわっているわけでもない。現状ただ一般人が閉じ込められてるだけだ。
ただ俺はもう中に入るのは正直ごめんだね」
「なんでだ?」
「…あれはヒカリエかなぁ、」
___おそらく地下に、特級呪霊がゴロゴロいる。
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なんなん(プロフ) - 杏莉さん» ほんとうですか………めちゃめちゃめちゃめちゃ嬉しいですありがとうございます泣!!!! (2021年3月12日 21時) (レス) id: c1887ad742 (このIDを非表示/違反報告)
杏莉 - ふわああああ! 面白いですっ! 更新楽しみにしていますね! (2021年3月12日 18時) (レス) id: 8bbf1cd05e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なんなん | 作成日時:2021年3月4日 16時