同刻、三班突入 ページ11
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21:22、渋谷。
駅に閉じ込められた分を差し引いたとしても“帳“内の人口密度は低かった。
“帳“内を見てきた日下部はそう言い、
改造され、建物内に待機していた人間が今になって非術師を襲い始めた…と禪院直毘人は見解した。
「だから我々も待機をやめて突入…仕方のないことですが対応が後手に回りすぎです。だが一番気がかりなのは…」
「『同…』」
「同時に降りた“術師を入れない帳“ですね」
「『…』」
言おうとしてたのに。
そんな空気を出す猪野とAに構うことなく、彼らは会話を続ける。
「五条先生が現着してからそこそこ時間が経ってる。なぜこのタイミングなんでしょうか」
「中で何かがあったか、戦略上このタイミングである必要があったか…確実に言えるのは、無策で挑んでくるタイプではないということ」
そう言って、七海は来ていたジャケットを脱ぎ始めた。
纏うオーラが変化し、開戦の雰囲気が漂う。
「私は“帳“をおろしている敵を、三人は片っ端から一般人を保護してください」
『了解です』
同刻、三班突入である。
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なんなん(プロフ) - 杏莉さん» ほんとうですか………めちゃめちゃめちゃめちゃ嬉しいですありがとうございます泣!!!! (2021年3月12日 21時) (レス) id: c1887ad742 (このIDを非表示/違反報告)
杏莉 - ふわああああ! 面白いですっ! 更新楽しみにしていますね! (2021年3月12日 18時) (レス) id: 8bbf1cd05e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なんなん | 作成日時:2021年3月4日 16時