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23:09、渋谷駅B5階副都心線。


無事到着し、ホームへと向かおうとするAの背中に声をかけた人物がいた。







「その後ろ姿は…Ms香月?」


『…東堂さん?』







振り返ると、今日は制服を着ている東堂。そしてもう一人、







『…一年生、?ですか?新田ちゃん?』


「…初めまして、香月さん」







補助監督である新田ちゃんにすごく似ている青年に視線を向けたAは、なぜここに京都校がいるのか…なんていう疑問は胸にしまって東堂に向き直る。







『今の状況は理解してますか?』


「ああ、もちろん。早く行こうか、ホームへ」







そうして三人はホームへと向かう。


そして彼らは、信じられない状況を目にすることとなる。







「…」


『…うわ〜』


「!…この人らは…生きて、ますよね?」







天井を見つめ、一言も発することなく、そして動くことなくただ立っているたくさんの人間。


地面には血飛沫が飛んでおり、そしてある所は地面がえぐれている。







『…ここでごじょせんが封印された?』


「どうやら夏油傑は獄門疆を持ち去ったようだな」


「そんな…!』







Aと東堂、二人が偶然同時に指を鳴らした音が響く。


二人分の指パッチンの音に正気を取り戻された新田は、ビクッと体を震わせた。







「切り替えろ。五条悟を取り戻す戦いから味方を救い、できうる限り敵戦力を削ぐ戦いへと今!!目的が変わったんだ」







Ms香月も一緒に来るか?という東堂にAはうなずく。







『迷惑でなければ、ご一緒いいですか?』


「もちろん。急ごう、虎杖(ブラザー)なら近くに来ているはずだ」







そうして彼らは、東堂について行く。







「(兄弟おったんや、絶対一人っ子やと思ってたわ)」


『(絶対この子勘違いしてるよなぁ、めんどくさい言い回ししなきゃいいのに東堂さん)』









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なんなん(プロフ) - 杏莉さん» ほんとうですか………めちゃめちゃめちゃめちゃ嬉しいですありがとうございます泣!!!! (2021年3月12日 21時) (レス) id: c1887ad742 (このIDを非表示/違反報告)
杏莉 - ふわああああ! 面白いですっ! 更新楽しみにしていますね! (2021年3月12日 18時) (レス) id: 8bbf1cd05e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なんなん | 作成日時:2021年3月4日 16時

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