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さて、話を元に戻そう。
端の方で好き勝手飲んでいた私は途中でお手洗いに立った。そして自分の席に戻る途中、新入社員の男性に絡まれたけど無視して、残りのお酒を飲んだ。
…そこまでの記憶しか覚えていない。
お酒には強いので中々酔ったりしないし、ましてやそんな大量にお酒は飲んでいなかった。
なんでだろうと頭を抱えているとショッピさんが話をしだす。
「歓迎会中に酔って潰れてたAさんを家に帰そうと思ったんですけど、何度起こしても起きんくて。ビジネスホテルとかで寝せておこうかと思ったんすけど、手持ちがどれくらいあるのか分かんなかったんで…」
だからショッピさんの家なのか。
そう納得していると、「Aさんが心配されているような事は決してやってないんで、安心してください」と言われた。
スマホを操作している手はいつの間にか止まってて、私の目を絶対に逸らさず、真剣な声でそう言ったショッピさん。
…うん。これはちゃんと信用できる。
さすがに推しとは言え、もしそういう事をされていたらと思うと少し怖い。いくら推しに多少盲目的であっても、貞操観念くらいはしっかりしてある。
ほっと胸を撫で下ろし安堵していたが、忘れていた事がある。
「…あの、一つ気になった事があるんですけどいいですか？」
「はい、どうぞ」
「えっと、名前呼びをされているのが気になって…」
そう。さっきからショッピさんにナチュラルに名前呼びされている。その度に心臓を撃ち抜かれている訳だけれど。
実を言うと私はショッピさんとちゃんと話したのは今日が初めて。今まで仕事の関係で二、三度話しただけ。だからそんなに親しくなった覚えは無いのだ。
「昨日の事を覚えていない様子だったので、きっとそう言われると思ってました」
と、ショッピさんはそう言って何やら動画を私に見せた。
何だろうと思ってまじまじ見てみると、先程のベッドの上で寝ぼけながら『ほんとショッピくんは顔がいいねぇ…世界一だねぇ…』と、甘ったるい声で話している私の姿が映っていた。
ちょっと待ってぇぇぇぇ！！？？！！？
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なゆり(プロフ) - カナさん» ありがとうございます！そう言っていただける事が本当に励みです…！！次の作品でもよろしくお願いします。 (2020年1月27日 4時) (
レス) id: fc164f5bf0 (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 完結おめでとうございます！！遅くても次の作品も楽しみにしてます！これからも頑張って下さい！！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 06469c67db (このIDを非表示/違反報告)
なゆり(プロフ) - 紫紅兎さん» 臓器破裂！？笑 私の方こそ拙い作品ですが、読んでくださってありがとうございます！少しずつしか書いていけませんが、これからも読んで頂けると嬉しいです！ (2020年1月19日 6時) (レス) id: fc164f5bf0 (このIDを非表示/違反報告)
紫紅兎(プロフ) - あぁぁぁぁぁ臓器破裂しますぅぅぅぅぅえ、もうこの作品作ってくれてありがとうございます…私はもう逝きます…更新頑張って下さいね… (2020年1月18日 23時) (レス) id: fcae62d2ac (このIDを非表示/違反報告)
なゆり(プロフ) - さとう。さん» さとうさん、ありがとうございます！そう言って頂けて、本当に嬉しいです…；； こちらこそ、これからもよろしくお願いします！ (2019年12月16日 5時) (レス) id: fc164f5bf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なゆり | 作成日時：2019年9月17日 21時
