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「いい感じやな…」
カーキのスキニー、白のレースシャツ、黄色のパンプスを履いているゆみの写真を眺めながら、我ながらいい出来だと心の中で自分を褒める。
あれからゆみとご飯を食べた後、家に帰ってシャワーを浴び、疲れ切った体を休める為にテレビの前でくつろいでいた。
「なんか面白いの無いかな〜」
自分の手で身体中をぐりぐりしながら、テレビをつけてチャンネルを切り替えていく。
ちょうど面白そうなバラエティ番組があったので、それを見ていると。
______ポキポキッ、
某メッセージアプリ特有の通知音が鳴る。
タイミング的にゆみだろうと予想をつけて、メッセージの送り主を見てみると、そこに書いてあったのは“ショッピさん”だった。
「うぇ！？ ショッピさんじゃん！ …って、私の分の服買うの忘れてた！！」
予想外の事に驚く事よりも、ゆみの服を選ぶのに夢中になりすぎて、自分の服を買い忘れていたことに驚く。
いや忘れるって何〜？
…それは置いといて。
今優先すべきはショッピさんに返信すること。
某メッセージアプリを開いて、ショッピさんからのメッセージを見てみた。
ショッピさんこんばんは
ショッピさんデートの事なんですが
ショッピさん車で行こうと思ってるので、10時に××駅で待っててください
それを見て、口元が緩んでいくのが自分でも分かった。
分かりました、と声に出しながら打って送信する。
「んへへ〜…！ むふ、むふふ〜」
私の気持ち悪い声が部屋中にこだまする。そのまま床に倒れ込んで足をバタバタさせて、喜びを噛み締める私。
幸せな気分に浸りながら、未だにつけたままのテレビをぽ〜っと眺めていた時だった。
______ポロロポロロン、ポロロポロロン、
今度は某メッセージアプリ特有の電話の着信音が鳴る。
幸せすぎて頭がふわふわのまま、特に相手が誰かも気にしないでもしもし、と電話に出てみると、それに返ってきたのはショッピさんの声。
「！？ ぅえ、ショッ……藤堂さん！？」
「はい、藤堂っす」
クスクスと笑ってそう言うショッピさんの何と素敵な事。
…今日は私の命日かもしれない。
静かにそう思った。
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なゆり(プロフ) - カナさん» ありがとうございます！そう言っていただける事が本当に励みです…！！次の作品でもよろしくお願いします。 (2020年1月27日 4時) (
レス) id: fc164f5bf0 (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 完結おめでとうございます！！遅くても次の作品も楽しみにしてます！これからも頑張って下さい！！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 06469c67db (このIDを非表示/違反報告)
なゆり(プロフ) - 紫紅兎さん» 臓器破裂！？笑 私の方こそ拙い作品ですが、読んでくださってありがとうございます！少しずつしか書いていけませんが、これからも読んで頂けると嬉しいです！ (2020年1月19日 6時) (レス) id: fc164f5bf0 (このIDを非表示/違反報告)
紫紅兎(プロフ) - あぁぁぁぁぁ臓器破裂しますぅぅぅぅぅえ、もうこの作品作ってくれてありがとうございます…私はもう逝きます…更新頑張って下さいね… (2020年1月18日 23時) (レス) id: fcae62d2ac (このIDを非表示/違反報告)
なゆり(プロフ) - さとう。さん» さとうさん、ありがとうございます！そう言って頂けて、本当に嬉しいです…；； こちらこそ、これからもよろしくお願いします！ (2019年12月16日 5時) (レス) id: fc164f5bf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なゆり | 作成日時：2019年9月17日 21時
