23.側にいるから ページ23
玲於side
宮澤由梨は…隼が好きだから俺に隼とAを
離させようとしたんだ。
俺のAへの気持ちを利用しやがって…。
そんな女にのけのけとついて行く隼にも呆れる。
Aが大事にしてた2人そろってAを傷つけるなんて許さねぇ…。
一瞬で込み上げてくる怒り。
そんな時ふと隣を見ると自分を責めて泣いてるA。
俺が…守らなきゃ。
俺はまだ誰も抱きしめたことがないこの腕で
ぎこちなく、Aを包み込んだ。
玲於 「俺は……絶対Aを泣かせない。」
誰もいない部室に響くのは
小さく鼻をすするAの泣き声だけ。
玲於 「俺の方がAのこと好きだし隼よりAを大切にする。宮澤の代わりに親友にもなってあげるし、こうやってずっと側にいてやる。」
そう言って強く抱きしめると俺の背中に回される手。
ずっと…こうしたかったんだよ。
ゆっくりと体を離すと
目を真っ赤にしたAが言った。
A 「側に…いて…？」
玲於 「うん。」
この日は…俺とAのはじまりで
おわりでもあった。
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しょこ(プロフ) - さくらんさん» ありがとうございます！そう言っていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです♪ (2017年2月22日 20時) (
レス) id: 5bc9c84813 (このIDを非表示/違反報告)
さくらん - 毎日楽しみにしてます！更新まってます！ (2017年2月21日 10時) (レス) id: 96c701cf08 (このIDを非表示/違反報告)
しょこ(プロフ) - 玲奈さん» ありがとうございます！！頑張りますね♪ (2017年2月17日 22時) (レス) id: 5bc9c84813 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - これからが気になります！更新頑張って下さい^^* (2017年2月17日 21時) (レス) id: 1d44ad7754 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょこ | 作成日時：2017年2月16日 20時
