42 ページ42
しばしの沈黙の後…
JN「そういえば昨日から何も食べてないから
お腹すいたな〜」
なんて独り言を呟きながらベットを降りて
キッチンへと向かったソクジンさん
私は一体何度彼を傷つけるんだろう
自分でも自分が嫌になる
今まで自分の中だけで無感情に生きてきた
私にとっては初めての経験ばかりで正直、
気持ちと言葉が追いつかない
どうしよう…ソクジンさんに変な誤解
されたままだし
とりあえず味噌汁を温めよう
ダッシュでキッチンへと向かう
JN「ふふっ笑 どうしたの走って笑」
「味噌汁、温めますね？」
JN「あ?うん！ありがとう〜」
ダイニングデーブルに座りもぐもぐと
私の握ったおにぎりを食べている彼を
見ていたら無性に愛おしくなった
「はい、味噌汁」
JN「ありがとう〜わぁ〜大好きなワカメ入りだ！」
「それと、重くなんてないです」
JN「ん？？？何が?え？味噌汁?」
「さっき…言ってくれた事」
JN「ん？あ〜うん//」
「あんな風に言ったのも思ったのも初めてで
もっと一緒になりたいって思って…その…」
JN「うんうん」
私の辿々しい話にも優しく頷いて聞いてくれて
自分自身の緊張が溶けていくのが分かる
「なので、重くないし嬉しかったです」
JN「良かったぁ^^」
そう言って満面の笑顔でまたおにぎりに
かぶり付くソクジンさん
「それと、もう１つ…」
「私はソクジンさんが思うよりもずっとずっと
ソクジンさんが大好きです」
おにぎりを食べる手を止めて、驚いたように
目を丸くしてこちらを見ている彼
「でも知っての通り、ずっと誰かを愛する
気持ちや感情を持てずに生きて来たから
なんて言うか口下手なんです…」
JN「それは重々承知してるつもりだよ？」
「なので…何か私の言葉が足りなくて傷つけて
しまっても、私の胸の中には大きな大きな
ソクジンさんへの愛があるので…
その愛に免じて全部許してください」
JN「はぁ…」
ソクジンさんの深い深い深すぎるため息が
部屋中にこだました
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1384人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Kjin(プロフ) - mgnさん» mgn様嬉しいお言葉ありがとうございます😭行き詰まりながらも書いていますが、まさか何度も見てくださったり、楽しみにしてくださる方がいるなんて思いもしませんでした(T ^ T)そろそろエンディングかなと思いつつも、また更新頑張ります! (2022年5月10日 11時) (
レス) id: cf377dce29 (このIDを非表示/違反報告)
mgn(プロフ) - Kjin様 久しぶりの更新をありがとうございます！大好きなお話で、何度も何度も読み返しておりましたのでとても幸せです！嫉妬深いジンさんもかわいいテヒョンくんも大好きです！最後まで応援しております！！ (2022年5月9日 23時) (レス) @page39 id: 9478f1a616 (このIDを非表示/違反報告)
Kjin(プロフ) - なーなーR Mさん 修正しました！ご指摘ありがとうございます！ (2020年3月16日 13時) (レス) id: e39fd20e4c (このIDを非表示/違反報告)
Kjin(プロフ) - ちむたんさん コメントありがとうございます！なるべく更新できるように頑張ります！これからもよろしくお願いします^^ (2020年3月16日 13時) (レス) id: e39fd20e4c (このIDを非表示/違反報告)
なーなーRM(プロフ) - 27がないですよー。 (2020年3月16日 13時) (レス) id: 18f355ce64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さなまる | 作成日時：2020年2月26日 17時
