松田刑事の従姉妹ちゃん兼彼女さん 〜ハロウィンの花嫁〜

カボチャが三つ ページ7

コナンside



次の日。


俺たちは阿笠邸で遊んでいた。



元太「あ〜あ、結婚式の食いもん食いたかったなぁ」

おめーは食いもんばっかだな、ハハハ……



歩美「でも佐藤刑事の花嫁衣装、綺麗だったよね！」

歩美が言うと二人は頬を赤く染めた。


……俺も、蘭と……。



哀「まぁ、どこかの誰かさんも、ある人を嫁にしたいとか思ってたみたいだし？」

コナン「ばっ！灰原！！」

俺は慌てて灰原を睨むが時すでに遅し。


歩美「だれだれだれ！？」

光彦「誰なんですか！？」

元太「小林先生か！？」

少年探偵団に質問攻めに。

ってか、なんで小林先生がでてくんだよ……。



コナン「それより、お前ら何やってんだ？」

さっきから気になっていることをふと尋ねる。


光彦「ハロウィンのコスプレ衣装ですよ！」

歩美「これ着て、みんなで楽しむの！」


……小一から裁縫できんのかよ！？



元太「へへっ、もちろんコナンと灰原のもな！」

「「ハァ！？」」

「ちょ、ちょっと待ってよ！」

「オレはそんなの──」

元太から爆弾発言を落とされて灰原と全力で拒否していると。




ドオオオン




すごい爆発音とともに地震が起きた。

光彦「な、なんですか！？」

コナン「庭の方だ！」



急いで庭に行くと大きい穴があり、元太がそこに落ちた。



俺達は元太を引っ張りあげる。

灰原たちが博士に聞いたところ、なんでもサッカーボールをもっとおっきく出来ないか改良しているらしい。

……陣平兄さんたちが聞いたら乗り気で分解しそう、ハハハ。
それを巻姉さんがとめる光景が目に浮かぶぜ……。





そんなことを考えてると、元太がうな重食わせろ！と騒ぎ出した。

それと同時にメールが来る。

……蘭からだ。


それを見て俺はニヤリと笑った。



「博士の他にすぐ食わせてくれそうな人ならいるぜ？」

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