松田刑事の従姉妹ちゃん兼彼女さん

３５．伝えたいこと ページ35

巻side






巻「そろそろお開きにしましょ〜」

零、ヒロ「「まだだあ〜！！」」

班長「酔ってやがるな(苦笑)」


みんな酔いが回ってそろそろお開きにしようと言っていた時。




陣平「……巻、ちょっといいか。」


陣平が私に話しかけてきた。



巻「うん、いいけど……どうしたの？相談なら今ここで聞くけど？」

陣平「ハア……いや、相談じゃねえから。(本当に鈍いな…)」

巻「う、うん(なんでため息つかられなきゃならんのさ？)」



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場所は変わってベランダ。


巻「うわあ……星綺麗だねぇ！」

陣平「……ああ。なあ、巻。」


私が星が綺麗、と騒ぐと陣平が真剣な顔をして私を呼ぶ。



巻「……なあに？」

陣平「俺にとっちゃ、お前の方が綺麗だよ」

巻「えっ、ふ、え、？な、何、急に///」

恥ずかしさで顔が火傷したみたいに熱い。
今顔に氷を当てたら一瞬で溶けてしまいそう。





陣平「…………急にじゃねえよ。俺は、ずっと昔からお前が好きだ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿俺でよければ、付き合ってください。」

巻「ｯ…///わ、私なんかでいいの？」


陣平の言葉に頭が追いつかない。
まるで夢の中にいるような気分。

＿＿＿こんな、私でいいのかな。お父さん1人、守れなかった私で、いいのかな。


陣平「俺は、巻だからいいんだ。巻じゃなきゃだめだ。だから、付き合ってほしい。」

巻「……ｯ、私で、よければ、その、、、こちらこそお願いします！」








26歳の、11月7日………
幼馴染を奪われかけた1番嫌いな日。
思い人と付き合えた、人生で一番最高な日へと変わりました。


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作者です！
これからは、カレカノになった2人をどうぞ宜しくお願いします！！

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