二十三 ページ23
開いた襖の向こうには俺が見たやつらが
全員いた。
正直ものすごく怖かった。
また刀を向けられるんじゃないか
下手したら殴れたりされるんじゃないか
そんなことを思ったが
その場にきた刀剣達はみんなは穏やかかつ
悲しそうな顔をしていた。
俺「どうした？手入れに不備でもあったか？」
へし切「いえ・・・・。」
俺「ならどうした？」
俺は怖がらせないよう穏やかな口調で聞いてやった。
すると、長谷部は泣きながら土下座をした。
俺「そこまでして俺を追い出したかったのか？」
そう聞くと
へし切「ちがいます！！俺達はあなたの事をどうしても信じられなかった・・・そのせいで助けてくださったあなたに俺は刀を突きつけてしまった・・・。」
燭台切「僕たちはひどいことを言ってしまった・・・。」
へし切「だが、あなたの霊力の優しさ、初めて手入れをしてくれた、初めて暖かい食事を用意してくださった・・・」
今剣「あるじさまのりょうりにはやさしさがあふれていました
ものすごくおいしかった・・・。」
へし切「日課の出陣に私たちを無理やり連れていかなかった・・・。」
俺「当たり前だ。お前達にとって戦うことは楽しいことでなければ意味がない。嫌なことを無理やりやらせる訳ないだろ？」
へし切「本当に・・・あなたは優しい方です。ひどいことをした俺たちを許して欲しいとは言いません。私たちの主になって頂けますか？」
俺は立ち上がって頭を下げている長谷部の前行き
俺「顔を上げろ、長谷部。」
そう言うと長谷部はゆっくりと顔を上げしました。
俺はサングラスとマスクを外して
俺「そう言ってくれるのを待っていた。そう言ってくれたなら顔を見せないとな。だが、ここに来た時点で俺はお前達の主だ。そうだろ？長谷部。なんせ俺はここに来て最初に真名を教えたんだからな。」
長谷部はさらに涙をボロボロと流した。
俺は長谷部の頭を撫でながら
俺「それに、お前達を許すつもりはない。まず、許しを与えることなんて何もされてないんだからな。」
と言うとニカッと笑って見せた。
へし切「ありがたき幸せ・・・・！」
長谷部は桜吹雪が舞っていました。
俺は長谷部を抱きしめてやった。
俺「お前は悪くない。俺が少し切られたぐらいでくたばると思うか？」
へし切「いえ・・・ですが・・・」
抱きしめた時に少し服の中が見えてしまったようで
血で滲んだ包帯があることに気づかれました。
長谷部の桜が止まりました。
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弥生(プロフ) - ミーちゃんさん» いち兄かわいいですね！ (2017年4月10日 22時) (
レス) id: 985eb384d1 (このIDを非表示/違反報告)
ミーちゃん(プロフ) - いいですねぇー！！私はいち兄に付けたいです！！ (2017年4月10日 22時) (レス) id: 12614c4f22 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - Mattariloveさん» それなです！私は長谷部につけてみたいですね！ (2017年4月10日 22時) (レス) id: 985eb384d1 (このIDを非表示/違反報告)
Mattarilove(プロフ) - 弥生さん！！はつこめありがとうございます！！猫耳いいですよねーいつか刀剣たちにも付けてやりたいです・・・・！！ (2017年4月10日 22時) (レス) id: 12614c4f22 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - 夢主ちゃん猫耳とか…wめっさかわいい…ｗｗｗ (2017年4月10日 22時) (レス) id: 985eb384d1 (このIDを非表示/違反報告)
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