弐 ページ2
俺「地図はここのはず・・・・」
とても古びた祠の前が地図に示された場所だった。
何故か鳥居だけはとても新しかった。
だが、そこには誰もいない
俺「嘘か・・・・。」
俺はそう思い立ち去ろうとした。
その時、後ろから声を掛けられた
《こんにちは。来てくださったんですね。》
俺「あんたか・・・？政府ってのは。」
声を掛けてきたのは30歳ぐらいの男
全身黒づくめのスーツを着ていた。
《おっしゃる通り、政府のものです。名を山本と申します。》
俺「そうか。審神者ってなんだ？」
《まぁ、簡単に言えは偉い人ですかね。》
俺『ざっくり・・・・。』
《でも、今回のは簡単じゃありませんよ。なんせ、前の審神者が乱暴で、出陣させるだけさせて怪我をしたままの状態で刀剣達をほおって置いて本丸を離れて全く帰ってこないので問い合せたら「もうめんどくさいから辞めるわ」なんて言ってあっさりと手放してしまった元〃ブラック〃本丸なんですよ。今までに何人も本丸へ送ったのですがもう、刀剣たちがまた同じことされると思って切りかかってくるんです。》
俺「そんな危ないところに俺を送り込むのか？」
《今までだって同じような所で暮らしてたでしょ？》
確かにそうだ。俺がいた場所で化け物扱いを受けていた。
女だった頃は下手すれば人間に売られる。
男になったらなったでボコボコに殴られ、
ボロボロになりながら毎日を過ごしていた。
そのおかげか友達ができなかった俺は
毎日魔道図書館へ通いつめほぼ全ての魔法を覚えた。
まぁ、ほとんど使わなかったけど。
《どうなさいますか？行きますか？戻りますか？》
俺は迷わずにこう答えた
俺「行く。」
《では、こちらを》
山本はそう言うと拳サイズの判子を取り出した。
俺「それは？」
《これは主印と呼ばれる審神者の印です。体のどこかへ押していただきます。どこへ付けますか？》
俺は右肩を差し出しました。
《こちらへ押させていただきます。》
そう言うと山本は俺の右肩に印を付けた。
俺「ここからはどうするんだ？」
《この鳥居をくぐった先が本丸です。私は本丸への立ち入りを禁止されているので入れません。》
俺「じゃあどうすればいいんだ？」
《この先に狐のこんのすけがおります。後はその狐に説明を聞いてください。》
俺「わかった。」
《あと、なにか耳や尻尾を生やしておいた方がいいかと思います。彼らは人間を嫌うので。》
俺は山本に手を上げながら鳥居をくぐった。
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弥生(プロフ) - ミーちゃんさん» いち兄かわいいですね！ (2017年4月10日 22時) (
レス) id: 985eb384d1 (このIDを非表示/違反報告)
ミーちゃん(プロフ) - いいですねぇー！！私はいち兄に付けたいです！！ (2017年4月10日 22時) (レス) id: 12614c4f22 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - Mattariloveさん» それなです！私は長谷部につけてみたいですね！ (2017年4月10日 22時) (レス) id: 985eb384d1 (このIDを非表示/違反報告)
Mattarilove(プロフ) - 弥生さん！！はつこめありがとうございます！！猫耳いいですよねーいつか刀剣たちにも付けてやりたいです・・・・！！ (2017年4月10日 22時) (レス) id: 12614c4f22 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - 夢主ちゃん猫耳とか…wめっさかわいい…ｗｗｗ (2017年4月10日 22時) (レス) id: 985eb384d1 (このIDを非表示/違反報告)
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