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ダーカス「お前、これからどうする?」
私「んー、どうしようかなぁ・・・」
ミード「帰ったら退学してやる。」
そう言いながら私をぎゅっと抱きしめる。
私はミードの頭を撫でながら考える。
ナリース「僕も僕も!」
私「うんうん。」
ナリースも撫でる。
バルト「マスターはお姫様なのか?」
私「んー、そうなるよね・・・」
婉麗「なら、妖狐族の王子である俺と婚姻できるな。」
私「へ!?」
婉麗「主や俺の嫁になってはくれないか?」
私「え・・・えぇ!?」
ミード「おい、使い魔の分際でこの国の姫と結婚しようなんてどういうつもりだァ?」
婉麗「我はまだ小童と契約は結んでおらん。」
ミード「はぁ!?」
婉麗「小童、お前だけは仮契約よ。」
私「わ、私は?」
婉麗「我は出来ればしたくはない。したいのは婚約よ。」
ダーカス「婚約!?ふざっけんな!!」
ミード「お、ジジイ。」
ダーカス「まだ25だわ!ボケ!」
ミード「で、何だって?」
ダーカス「学園長は別に置いてもいいそうだ。」
ミード「シャア!」
ダーカス「だが、俺は連れて帰る予定だ。こんな所で襲われたら元も子もねぇからな。」
私「やっぱりそうだよね・・・」
ミード「俺が守ればいいだろ。」
ダーカス「お前に守れるわけないだろ。」
ナリース「僕もマスター守るー!」
バルト「当たり前だ。マスターを守るのが俺たちの使命。」
婉麗「守り抜けば我の嫁になってくれるか?」
ミード「させるか!クソ狐!!」
私「ちょ、そんなに暴れたら・・・」
ギース「ナイト!!てめぇ、仕事サボってなにやってんだぁ!?」
私「ふぁぃ!!!」
ギース「てめぇは女まで連れ込みやがって!」
次の瞬間ドアが吹き飛んだ
そして
ギース「ナイト!!」
私「ひゃぃ!!!!」
ギース「・・・は?」
私「あ・・・」
私はすぐに腕を広げて待っているミードの元へ。
ミード「よしよし。」
ギース「み、ミード様・・・」
ミード「てめぇ、誰の許可でこの部屋入ってんだ?」
ギース「す、すみませんでした・・・ですが!ナイトが仕事をサボっているのは事実!これはルールに反しているんです!」
ミード「そうか。俺が暇を出したとしたら?」
ギース「そ、それは・・・」
ミード「どうなんだ?」
ギース「そうとは知らず申し訳ありませんでした。」
ギースは深くお辞儀をして出ていった。
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Lemonaめろんそーだ。(プロフ) - めっちゃ面白いです!!!これからも頑張ってください!! (2019年1月6日 22時) (レス) id: 410f0c8008 (このIDを非表示/違反報告)
苺香郷 - 更新頑張ってください (2018年12月24日 2時) (レス) id: 64a942dddb (このIDを非表示/違反報告)
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