あの子の血は絶品らしい・・・・ (ページ41)

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カリヤ「とりあえずそれは置いといて、大丈夫なのか？」

タイガー「さぁな。薬飲んでそのまま寝ちまったし。」

レン「タイガーが人の心配なんてめずらしーね。」

タイガー「別にいいだろ。」

カリヤ「そんな薬が作れるのか･･･その医者誰だ？」

タイガー「多分王宮の医者だぞ。」

ガルト「無理ですよ。多分会えませんから。」

レン「王宮の医者って凄いよねー。」

ダーカス「なー。」

タイガー「うおっ！！」

レン「え･･･誰この人･･･。おじさん、不法侵入って言葉知ってる？」

ダーカス「おじさんとは失礼だな。俺は王宮専属医フロール･ナバル･ダーカスだぞ？」

カリヤ「あんたが王宮医なのか？」

ダーカス「そうだって言ってんだろ。」

ミード「おい、寄り道すんな。」

ダーカス「すまんすまん。」

レン「どこ行くの？」

ダーカス「お嬢の部屋にな。」

レン「僕もいっていい？」

ミード「あぁ？ふざけんな。」

カリヤ「俺も行く。」

ガルト「私も1度お目にかかりたいですね。」

ダーカス「俺は別にいいが･･･」

ミード「あんなにブスだとか言ってたのにか？」

レン「ぎくっ･･･」

ダーカス「はぁ！？お嬢がブス！？てめぇの目くさってんのかぁ？」

レン「だって、目が隠れててわかんなかったもん。」

ダーカス「目が隠れててもうちの天使はかわいい！！」

カリヤ「じゃ、その可愛い天使とやらを見に行っていいか？」

ダーカス「あぁ。ホントはダメだが、口外しないなら。」

ガルト「了解しました。」

ミード「チッ･･･」

不機嫌なミードに続き

ダーカスとその3人はリーナに会いに向かったのだった。