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僕「すみませんが、お願いします。くれぐれも変な虫をつけないでくださいね?」
クリア「ど、どこか行くんですか・・・・?」
僕「すぐに戻ってくるから心配しないでね。」
クリアの頭を撫でてから
僕は人気の少ない中庭へ
すると
急に腕を引っ張られて
薄暗い場所まで連れていかれた。
僕「何か御用ですか?」
「アンタ、生意気なのよ!!」
僕「ごめんなさい、あなたどこかであった事あったかしら?」
わざとらしく手を顎において考えるふりをする。
「さっきタイガー様に会わないって言ったわよね!?」
僕「えぇ、それが何か?」
「これはタイガー様の生誕祭なの!!アンタみたいなアバズレ女はお呼びでないのよ!!」
僕「アバズレ・・・・ね?」
「一生人前に出られないようにしてあげる!!」
女は僕に向かって魔法をぶつけてきた。
僕は下手には手は出せないので受けようとすると・・・・
ミード「誰がアバズレだって?」
目の前にはミードがいた。
「・・・・!!!」
「み、ミード様っ!?何故ここに・・・・」
ミード「気安く名前呼ぶんじゃねえよ。虫唾が走る。」
バルト「マスター!!」
僕「あら、あなたもいたのね。」
婉麗「全く、世話が焼けるな。」
僕「揃いも揃ってどうしたの?」
「ミード様っ!!そんなアバズレのどこが良いのです!?私達の方が!!」
ミード「お前らの方がブッサイクだな・・・。面も中身も。」
「なっ・・・・!」
僕「ミード、言いすぎじゃない?」
ミード「これぐらいが丁度いい。ほら、行くぞ。」
僕はミードに手を引かれて中へ戻った。
僕「どうして来たの?」
ミード「お前がいなくなるからだろ!!」
僕「そんなに心配?」
婉麗「主、俺にバレたから逃げたのだろう?」
僕「・・・・どうかな。」
バルト「薬を出せ。そんな薬持ち歩くなよ!!」
僕「残念ながらもうここにはないの。」
ミード「まさか・・・・」
僕「飲んじゃった♪」
婉麗「主・・・・」
僕「だから、もう諦めなよ。僕はまだ仕事があるから。」
そう言い残して会場へ戻った。
ミードたちは薬の副作用のことを知らない
黙っていれば大丈夫。
会場へ戻ると
クリア「アクア姉様っ!!」
クリアが僕に駆け寄ってきた。
サーネル「ご用事はもう済みましたか?」
私「えぇ、ありがとう。」
サーネル「お礼として私と踊っていただけませんか?」
僕「・・・・えぇ。」
サーネルの手をとると
会場の真ん中へ行き
ダンスを踊った。
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Lemonaめろんそーだ。(プロフ) - めっちゃ面白いです!!!これからも頑張ってください!! (2019年1月6日 22時) (レス) id: 410f0c8008 (このIDを非表示/違反報告)
苺香郷 - 更新頑張ってください (2018年12月24日 2時) (レス) id: 64a942dddb (このIDを非表示/違反報告)
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