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私は極度の人見知りで
他人に顔を見られるのがとても嫌いだ。
だから伸ばしていた前髪を全部上げられたのがとても嫌だったのだ。
私は泣きながらミードをポカポカと殴った。
私「グスッ・・・・バカっバカっ・・・・!!」
ミード「次またブスって言ってみろ?お前を消しにかかってやるからな。」
ミードは私に殴られて何故か嬉しそうにしながらレンたちにそう言い放った。
タイガー「おぉ。上等じゃん?受けてたってやるよ。」
そう言い残してタイガー達も部屋から出て言った。
ミード「リーナ、なにかされてないか?」
私「なんでこんなことするの?」
ミード「あのなぁ、お前が守られてるのはそのネックレスのおかげだ。それを取られでもしたら、お前はここに居ちゃいけない。」
私「分かってるもん・・・・」
ミード「だからっ・・・かえ」
私「私がいないと授業も出来ないくせに・・・・(ボソッ)」
ミード「うっ・・・・(図星)」
私「あのね、ミードのママから連絡もらって来たんだから!!」
ミード「・・・・(母さんナイスっ!)」
私「だから、最悪でも1年はここにいないといけないの。」
ミード「1年!?」
私「私に帰ってほしいんなら、私がいなくても授業に出てよね。」
ミード「じゃあ出ない。」
私「帰って欲しいんじゃないの!?」
ミード「帰れなんて言ってない。」
私「言いかけたじゃん!!」
ミード「俺としては、早くここ出てお前をフレンド本契約して娶りたい。」
私「でも、カンナがいるじゃん。」
カンナはミードのことが好きな女の子で
自らフレンドになってくれと血を捧げてきたのだ。
ミード「はぁ?あんな奴誰が娶るか。」
私「でも、契約してたじゃん?」
ミード「あれはフェイク。本物はお前がつけてる。」
私は自分の指を見る。
キラリと光るシルバーの指輪
私「へぇー・・・」
ミード「てか、ここ一夫多妻も一妻多夫でも同性婚もなんでも認められてるじゃん?」
私「そっか・・・・ん?どゆこと?」
ミード「だーかーらー!お前がもしほかの男と結婚しても、俺とも結婚出来るってわけ。」
私「じゃあ逆に、ミードが誰かと結婚したら私とも結婚できるの?」
ミード「ばか。俺はお前以外と結婚するつもりなんざない。」
私「勿体無い。カッコイイのに。」
ミード「・・・・なっ!?////////」
私「ダイジョーブ?顔真っ赤だよ?」
ミード「な、何でもない・・・。(この無意識が!!)」
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Lemonaめろんそーだ。(プロフ) - めっちゃ面白いです!!!これからも頑張ってください!! (2019年1月6日 22時) (レス) id: 410f0c8008 (このIDを非表示/違反報告)
苺香郷 - 更新頑張ってください (2018年12月24日 2時) (レス) id: 64a942dddb (このIDを非表示/違反報告)
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