あの子の血は絶品らしい・・・・ (ページ12)

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その間に厨房へもどりお皿、スプーン、フォーク、ナフキンなどを台車へ載せて

部屋へ運んだ。

すると

レン「・・・・誰！？」

僕「レン様、雑務係のナイトです。」

ジョット「ナイトだと！？」

ガルト「〃幻の三毛猫〃のANiMAだと・・・・！？」

タイガー「マジか・・・・」

カリヤ「・・・・」

僕「そんなに驚くことじゃないですよ。さぁ、お食事の時間です。今晩のメニューはハヤシライス、イタリアンサラダ、コーンスープです。」

そう言って盛り付けた皿を並べていく。

僕「さぁ、どうぞ。」

一同「いただきます・・・・。」

シーンとした中で

カリヤ「水・・・・」

僕「どうぞ。」

ジョット「お代わり。」

僕「ただいまお持ちします。」

タイガー「ドレッシング追加で。」

僕「かしこまりました。」

などなど、そんなやり取りが行われた。

一同「ご馳走様。」

僕「この後、何かやる仕事ありますか？」

タイガー「今度やる文化祭の事で資料が溜まってる。それを全部片付けろ。」

僕「承知いたしました。」

レン「デザートは？」

僕「どうぞ。」

血の入ったグラスを並べる

僕「今日のはＡランクの血ですのでお口に会うと幸いです。」

何故か全員手を出さない

僕「以下がなさいましたか？」

レン「これじゃない！！」

僕「これじゃないとは？」

ジョット「今日お前からもらった血が・・・・あまりにも美味くて・・・・」

僕「ジョット様、まさか分け与えたんですか？」

ジョット「・・・・」

僕「あなたが血液不足に見えたから差し上げたんです。何故そのようなことをなさるのですか？」

タイガー「ジョットを責めるな。雑務のくせに。」

僕「すみません。以後口を慎みます。」

ガルト「まさかなんですけど、あなたのお知り合いは純血種の女性ですか？」

僕「まさか、混合種ですよ。たまたま血の具合がいいだけです。」

カリヤ「だよな。純血の女なんているわけないよな。」

僕「それを飲んで、早くお休みになられた方がいいですよ。」

そういうと全員飲み干して部屋をあとにした。

僕は全部まとめて

厨房へ戻る

ギース「さら洗っといてくれ。また明日の朝頼むな。」

僕「おやすみなさい。」

ギースとも分かれ

皿などをきちんと片付けて

僕は一食分の食事を持って

ミードの部屋の前へ

結界は魔法陣を組み合わせたもので結構やっかいだ。

ま、僕が合言葉を呟けば溶けるはず。