この本丸の初代は・・・・？ ページ42
私「んっ・・・・」
鳴鐘「おっ、眠り姫のお目覚めだ。」
薬研「大将！！大丈夫か？」
私「うん。もう大丈夫。」
鳴鐘「喉も大丈夫そうだな。」
長谷部「主・・・・すみませんでした・・・・。」
私「なにが？長谷部がうちに謝るようなことなんにもしてなくない？」
長谷部「風邪とも知らずに無理やりお食事をさせてしまったじゃないですか・・・・。」
私「悪気があってした事じゃないでしょ？それなら謝らなくていいの。」
長谷部「あなたってお人は・・・・長谷部感激でございます！！」
私「そんなことより、長谷部。ここの初代は誰？」
長谷部「え・・・・しょ、初代ですか(￣▽￣;)」
長谷部はちらりと燭台切を見た。
燭台切「え？ぼ、僕？えっと・・・」
私「な、名前は？」
燭台切「近郷時雨(きんごうしぐれ)真名だよ。」
私はそれで確信した。
ここの本丸の初代主は私の父親だということを。
加州「ねぇ、主の真名俺にちょーだい？」
急に加州が口を開いた
長谷部「加州！！貴様！！」
さすが長谷部、主を守ろうと・・・・
長谷部「主の真名を頂くのは俺だ！！」
なに！？
三日月「なにを言うか！兄である俺が一番だ！！」
私「みんな、何言ってるの？」
長谷部「主！！真名を俺にください！！」
私「あげない！」
燭台切「無理だよ、名前を教えたら神隠しするつもりだろう？」
小狐丸「主様は神隠し出来ませんぞ。」
大和守「どうして？」
鳴鐘「俺達妖狐は元々神域を出入りす神の使いだ。神隠しをした所でいつもと何ら変わらない。」
三日月「そうなのか。」
私「それともう一つ、うちの名前は・・・・」
鳴鐘「おい、ダメだろ。」
なにを言ってるんだろ？
何も隠すことは無い
だってここに来た時から真名教えてあるじゃん？
鳴鐘はいたずらっぽい笑を浮かべた
あ、鳴鐘のやつ面白がってる。
あの顔を見せる時は何かと面白いことを考えている時だから。
私「やっぱり教えるのやーめた！」
加州「えぇー。」
私「えぇーじゃないでしょ？」
加州「じゃあ、爪塗って！剥がれてきちゃったからさぁ。」
私「別に良いけど。」
加州「あ、でももうマニキュアないんだよね・・・・。主！俺とデート行こ？」
私「うちのあげるよ？」
加州「本当！！」
私「うん。」
私は部屋の隅にあった箱を引っ張り出して
持っているマニキュアを並べた。
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ミーちゃん(プロフ) - 応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年7月13日 13時) (
レス) id: 12614c4f22 (このIDを非表示/違反報告)
柚希 - 物凄く続きが気になります！更新頑張って下さい！ (2017年7月13日 10時) (レス) id: 24182f5998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミーちゃん | 作成日時：2017年6月9日 23時
