皆からの優しさと温もり ページ38
みんな色んなことを言ってくる。
みんな、〃あの頃の僕〃じゃなく、
〃今の私〃として見てくれていることに
ようやく気づいた。
心から温まっていくのを感じた。
温めてくれる様々な手から優しさが伝わってくる。
私は心から「あ…りが……とう。」
と伝えた。
それから一時間程温めてもらった。
ツクヨミは「そろそろ動けますか？」
私(コクリ)
何とか少しだけ体を動かすことに成功した。
まだ、あまり力は入らないけど。
薬研「少しは温まったか？」
私(コクリ)
燭台切「今朝に比べたら顔色良くなったよね。」
歌仙「体調が悪いなら早く行ってくれなきゃダメだよ？」
私(だって、迷惑かけたくなかったから……。)
宗三「倒れられた方が迷惑ですよ。」
私(ごめんなさい……。)
しゅんとした私を見て
宗三「あ……すみません。怒っているわけじゃ……。」
小夜「宗三兄様はきっと〃倒れられてからだと心配でたまらなくなる。せめて余計に心配をかける前に言って欲しい〃って言いたかったんだよ。」
小夜ちゃんにそう言われた。
私(ニコッ )
宗三「口下手なものですみません。ですが、これだけは言っておきます。あなたは私たちの主です。大切な私達の、たった1人だけの主。 」
優しく微笑んだ宗三さん、その時ずっと隠れていた片目が見えた。
オッドアイだった。
思わず
私(綺麗な目・・・・。)
そう心の中で呟いた。
聞こえないから大丈夫だと思っていると、
宗三さんの顔が赤く染まっていた。
私(？)
首を傾げて「なに？」と表現すると
宗三「あなたっ・・・・無自覚ですか！？」
小夜「さっきから心の声、ダダ漏れだよ。」
私(え？)
私は顔が赤くなった。
私(恥ずかしい・・・・)
三日月「聞こえておるぞ。」
私(あぁー！！！)
鶴丸「混乱してるな。」
私(・・・・)
小夜「主、大丈夫？」
宗三「何であなたが赤くなるんですか。全く……。」
私(誰か、うちの端末持ってきてください。)
博多「任せときんしゃい！」
私は博多くんに端末を持ってきてもらった。
博多「はい！これやろ？」
私(ありがとう。)
まだゆっくりとしか動かせない手でとある人へメッセージを送った。
「いつものお薬お願いします。」
と送った。
薬研「いつもの薬ってなんだ？」
私(声が出なくなった時に飲んでる薬なの。)
薬研「へぇー、そんな薬が・・・・。」
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ミーちゃん(プロフ) - 応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年7月13日 13時) (
レス) id: 12614c4f22 (このIDを非表示/違反報告)
柚希 - 物凄く続きが気になります！更新頑張って下さい！ (2017年7月13日 10時) (レス) id: 24182f5998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミーちゃん | 作成日時：2017年6月9日 23時
