そんなに食べられない・・・・ ページ35
そして・・・・
長谷部「ご馳走様でした。」
一同「ご馳走様でした！」
私はその瞬間にゆっくりと部屋の外へ出た。
みんなの姿が見えなくなると早足でトイレへと駆け込んだ。
私「オェ・・・うっ・・・・ウエェェ・・・・。」
今食べたもの戻してしまった。
だめだ・・・・まだ気持ち悪い・・・・
吐き気に襲われていた私の背中を誰かがさすってくれた。
明石「主はん！！どないしたんですか！？」
私「ウエッ・・・・オエェェ・・・・」
明石「誰か！！タオルと飲み水持ってきてください！！」
薬研「明石の旦那一体何事・・・・大将！？」
明石「何でかは分からんのやけど、さっきからずーっと戻してはりますのや！」
薬研「大将、ちょっと触るぞ。」
薬研のヒンヤリとした手が熱を帯びた首筋に当てられる。
私「はぁっ・・・はぁっ・・・・」
何とか落ち着いた・・・・
明石は私の口元を優しくタオルで拭いてくれた。
明石「薬研、主はんはどないなされたんですの？」
薬研「風邪ひいてんな・・・大将ー！聞こえるか？」
私は朦朧とする意識の中でコクコクと頷いた。
明石「薬研、主はん目の焦点が定まらんのやけど！！」
薬研「明石の旦那！今すぐ俺っちの部屋に連れてきてくれ！大将、危ねぇかもしれねぇから！」
明石「了解しましたわ！主はん、少しの間触れますよ？」
急に体がふわっと浮いた。
少しすると柔らかい場所へと下ろされた。
薬研「大将、俺っちの目をみろ。」
私「ンンン・・・・。」
視界がグチャグチャになってしまって目どころか薬研の姿さえもがきちんと認識出来ない。
明石に軽く支えられているものの
もう、体に力が入らなかった。
薬研「大将！！」
明石「主はん！！」
私はそのまま意識を手放した。
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ミーちゃん(プロフ) - 応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年7月13日 13時) (
レス) id: 12614c4f22 (このIDを非表示/違反報告)
柚希 - 物凄く続きが気になります！更新頑張って下さい！ (2017年7月13日 10時) (レス) id: 24182f5998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミーちゃん | 作成日時：2017年6月9日 23時
