久しぶりの再会 ページ29
私「おや？この私から逃げられるとでもお思いですか？」
アマテラス「やだぁ！！」
私「いい加減おやめなさい。出ないと私が貴方様をこの牙で噛みちぎってしまうかもしれませんよ？」
アマテラス「ご、ごめんなさい！！謝る！謝るからァ！！」
私「本当にもうしませんか？」
アマテラス「しないっ！絶対にしないからァ！！」
アマテラス様は子供のように座り込んで泣きじゃくっていた。
私「なら、許してあげましょう。ですが、次はありませんよ？」
私はそう言いながら姿を元に戻した。
三日月「あなや・・・・」
私「アマテラス様、妖狐を甘く見ていると痛い目にあいますよ？時に妖狐は神さえも騙すということを覚えておいてください。」
アマテラス「グスッ・・・・どうして！」
私「アマテラス様？」
アマテラス「あの時こんなに酷くなかったじゃねぇか！！」
私「あ、もうお気づきで？」
アマテラス「あったりまえだ！一年前から分かってたわ！！あほ！心配かけやがって！！」
一同「？？？」
私「何度も大丈夫だって言うのに何回も何回も神界から降りてきて様子を盗み見ていたのはそっちでしょ？」
アマテラス「げ、バレてたのか・・・・。」
私「あんたの神気は神の中でも一番わかりやすいのを忘れた？」
アマテラス「人間界に紛れ込んでたのにか！？」
私「バレバレ。」
私はアマテラス様・・・いや天照大御神の天兄(あまにぃ)とは幼い頃からの知り合いだ。
私は座り込んでいる天兄に近寄ると
私「でも、久しぶりだね。天兄。」
そう言って無邪気な笑顔を見せた。
アマテラス「無事で何よりだ。」
天兄も優しい笑みを浮かべた。
三日月「ちょっといいか？」
私「はい、何でしょうか？三日月様。」
三日月「楓はそやつとどういう関係なのだ？」
私「私が幼い頃、よく面倒を見て下さった天兄です。」
三日月「天・・・兄だと！？」
三日月様は驚きながら怒っていらっしゃった。
私「三日月様、天兄は元々いい人なんですよ。ちょっと意地っ張りなだけですから。許してあげてけ下さい。」
アマテラス「三日月、そういう事だ。」
三日月「貴様！！」
三日月様は天兄の前まで行くと
とんでもない事をぶちまけた。
三日月「おい！何故俺達と同じ神なのに楓とタメ口で話しておる！！あと、なぜ貴様が天兄などと呼ばれておるのだ！！」
アマテラス「そりゃあ、俺は楓の小さい頃から見ていたからな。自然とそうなるんだよ。」
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ミーちゃん(プロフ) - 応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年7月13日 13時) (
レス) id: 12614c4f22 (このIDを非表示/違反報告)
柚希 - 物凄く続きが気になります！更新頑張って下さい！ (2017年7月13日 10時) (レス) id: 24182f5998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミーちゃん | 作成日時：2017年6月9日 23時
