天照大御神登場！ ページ28
私は意を決して物陰から出た。
アマテラス「あれ？話に聞いているより随分とかわいらしい狐ちゃんだな。」
私「どうも、私は楓と申すもとです。お初にお目にかかります。天照大御神様。」
アマテラス「貴様、俺様の生贄の分際でよくも逃げたな？神に対して無礼に当たる行為だぞ？」
私「それはよく存じております。お言葉ですが、アマテラス様の元に若い女狐が使いとして送られませんでしたか？」
三日月「どうなのだ？アマテラス、正直に答えてみよ。」
アマテラス「確かに来た。だが、途中で逃げやがった。」
私「何故ですか？」
アマテラス「それがなぁ、俺様のところに来たのはアンタの替え玉で、直ぐにいなくなりやがったんだ。」
私「そこまでしても私を消したかったのですね。あの連中は・・・。」
アマテラス「てな訳できちんと生贄の役割を果たしてもらおうか？」
私「それは・・・・」
蛍丸「それはさせないよ。」
私の前に蛍丸様が立ちはだかった。
私「蛍丸様！来ちゃダメですよ！！」
蛍丸「どうして？」
私「皆様を守るのは私の役目ですから。」
蛍丸「でもね、主を守るのは僕達の役目なんだよ？」
私「蛍丸様何を仰っているんですか？」
蛍丸「先に謝っとく、ごめんなさい。」
私「蛍丸様？」
蛍丸様は私に一言謝るとアマテラス様の方を見た。
アマテラス「ガキが何のようだ？」
蛍丸「この人は渡さない。」
アマテラス「ヒーローゴッコをしてるんじゃねぇの。分かる？」
蛍丸「僕は子供に見えるかもしれない。でも僕は大太刀だ。お前なんか怖くない！」
アマテラス「ほぉ？やるか？」
蛍丸「僕1人じゃないよ？ここの本丸のみんな全員で襲撃を掛けてやる。」
明石「さっきから何を言うてんの？まるで楓が主はんみたいな言い方して。」
蛍丸「みんなそうでしょ？僕らは誰を守るために作られたの？」
長谷部「主に決まっている。」
蛍丸「じゃあ、アマテラスに狙われている主を守るのは当然だよね？」
愛染「まさか・・・・」
蛍丸「僕らの主は楓だよ。」
アマテラス「ごちゃごちゃ言ってんじゃねぇーよ！来るのか？来ねえのか？」
私「あなたは私には勝てない。」
アマテラス「はぁ？」
私「貴方の2度と思い出したくない人になって上げますよ。」
私は指をならした。
私がなったのは・・・・
母親の兄貴です。
私「アマテラス様、また悪さを致しましたね？」
アマテラス「あ・・・・あぁ！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミーちゃん(プロフ) - 応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年7月13日 13時) (
レス) id: 12614c4f22 (このIDを非表示/違反報告)
柚希 - 物凄く続きが気になります！更新頑張って下さい！ (2017年7月13日 10時) (レス) id: 24182f5998 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミーちゃん | 作成日時：2017年6月9日 23時
