神様 ページ27
小狐丸「我々付喪神は全ての神の中でも下の方です。なので、こんのすけのような下っ端の狐が我々につくんです。」
薬研「こんのすけって下っ端だったんだな・・・。」
三日月「それなら、楓は誰につくのが正解なんだ？」
小狐丸「天照大御神です。」
長谷部「天照大御神だと！？」
江雪「神の中で一番位の高い神。」
小夜「僕達神様の中じゃ位なんて関係ないけど、人間は僕達に順位をつけているんだよね。」
鶴丸「よりによってアマテラスかぁー。でも、良かったんじゃないのか？アイツに仕えなくて。」
長谷部「それは同意見だ。あんな奴・・・」
？？？「邪魔するぜー」
宗三「噂をすれば、ですかね。」
三日月「貴様、ここになんの様だ？アマテラス。」
アマテラス「あ、お前ら付喪神の奴らじゃねぇか。何でこんな所にいるんだ？」
長谷部「それはこっちが聞きたいのだが？」
アマテラス「俺様の用は狐ちゃんを探しに来たことだけだ。いるんだろ？」
三日月「探し出してどうする気だ？」
アマテラス「そりゃあ、俺様の付き人にするために決まってんだろ。」
三日月「お前には勿体ないわ。出直してくるがよい。」
アマテラス「はぁ？何でそうなるんだよ。1年も掛けて突き止めたんだぜ？」
一期一振「1年？」
アマテラス「そうだ。一年前、本当は俺様の所に生贄として捧げられるはずだったんだ。それなのに、急に行方不明になっちまってな。結構探したんだぜ？」
三日月「生贄とはどういう事だ！！」
アマテラス「話なんにも聞いてねぇのか？その狐ちゃんさ、雑種な訳。妖狐と人間のさ。で、１５になった時俺様への生贄として捧げられることになってたって理由。」
小狐丸「雑種だからって何が悪い！愛し合って出来た大切な1人の子供であろう！！」
三日月「その事は楓は知っておるのか？」
アマテラス「そんな理由ないだろ？こっそりねむらせて対妖狐専用の罠のかかったヤグラへ入れる手はずだったんだ。だが、その晩神社の前で舞を始めた途端に姿が消えたらしい。」
三日月「楓を付き人にした後はどうすつもりだ？」
アマテラス「どーしよっかなぁ。ねぇ、どーして欲しい？狐ちゃん？」
私side
隠れて聞いていたのがバレてしまった。
アマテラス「どーしよっかなぁー。ねぇ、どーして欲しい？狐ちゃん？」
どうしよう・・・何故ここにアマテラス様がいるのだろうか。
なぜ私を、探していていたのか。
なぜ、生贄ということを知っていたのか。
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ミーちゃん(プロフ) - 応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年7月13日 13時) (
レス) id: 12614c4f22 (このIDを非表示/違反報告)
柚希 - 物凄く続きが気になります！更新頑張って下さい！ (2017年7月13日 10時) (レス) id: 24182f5998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミーちゃん | 作成日時：2017年6月9日 23時
