おじいちゃんは起きるのが苦手 ページ3
この部屋には
三日月宗近様、鶴丸国永様、鶯丸様、小狐丸様の４方がおられるのですが。
皆様、起きるのが苦手でいらっしゃるので、この部屋だけはいつも時間がかかるんです。
長谷部様は勢いよく襖を開けると
長谷部「起きろ！！ジジイ！！」
と大きな声で叫んだ。
「・・・・。」
誰も起きなかった。
長谷部「へし切ってやる・・・。」
僕は急いで長谷部様の前へ行き、首を横へふった。
僕はそのまま一番近くに寝ていた三日月様の耳元で
僕「三日月様、起きてください。起きないと朝ごはん抜きにしちゃいますよ？」
そう囁くと
三日月「優はジジイを起こすのが上手いな。」
僕「おはようございます。三日月様。」
三日月「後の奴にも今のをやらんと起きんぞ？」
僕「え？」
三日月「それで起こされるのが一番心地よいんだそうだ。」
僕「てことは皆様を起きていらっしゃいますよね？」
三日月「どうだか。」
僕は残りの3人にも同じことを囁くと全員起きた。
長谷部「俺の努力は何だったんだ。」
鶴丸「長谷部が優と仲がいいからくやしかったんだぜ？」
鶯丸「優は最近忙しくて俺と茶を飲んでくれなくなったから寂しかったんだぞ？」
小狐丸「優が私の御髪を整えて下らないので嫉妬したんですよ？」
僕「すみません・・・最近忙しくて。今日の新たな審神者様をお迎えしたら、審神者様にお願いしてみては？」
僕がそう言うと
三日月「また送ってきおったか・・・。」
鶴丸「いらねぇって言ってんのに。」
鶯丸「あるじなんか俺には必要ない。」
小狐丸「もう、主様なんて懲り懲りです・・・。」
皆さんはしゅんと暗くなってしまった。
確かに、今までの審神者様は皆さんひどい方ばかりでしたからね。皆様がそういうのは正しいと思った。
僕「もしかしたら優しい審神者様かも知れませんよ？今回もダメなら が政府へ殴り込みに行ってまいります。」
長谷部「行かせない。」
僕「何故ですか？」
長谷部「危なすぎるからだ！」
僕「分かりました。長谷部様がそう仰せになるのなら。」
長谷部「とにかく、朝飯だ。早く来ないと歌仙に説教食らうぞ。」
僕「それでは皆様お早めに来てくださ・・・・」
三日月「もう準備はとっくにできている。」
鶯丸「寝巻きの下に服を来たのは正解だったな。」
小狐丸「ですね。」
鶴丸「どうだ！おどろいただろ！」
僕「はい！それでは皆様ご一緒に参りましょう。」
こうして僕達は皆様がまつ大広間へと向かったのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミーちゃん(プロフ) - 応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年7月13日 13時) (
レス) id: 12614c4f22 (このIDを非表示/違反報告)
柚希 - 物凄く続きが気になります！更新頑張って下さい！ (2017年7月13日 10時) (レス) id: 24182f5998 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミーちゃん | 作成日時：2017年6月9日 23時
