作戦開始！！ ページ18
僕はあの後、鶴丸様の頭をポンポンと撫でて
僕「さぁ、行きましょう！」
そう言い放ち、ただ今万事屋に着いたところです。
僕「えっと・・・油揚げと、お酢と、砂糖と、卵と、鶏ガラスープの素と、椎茸下さい。」
万事屋の人「はいよ！お兄ちゃん、久しぶりだねぇ！」
僕「そうですか？」
万事屋の人「そうだろ？最近はどうだ？」
僕「いつもと変わりませんよ。」
万事屋「いっそのことお兄ちゃんが主になっちゃえばいいじゃねぇか！」
僕「僕はそんな大きな器は持ってませんから。」
万事屋「そうか、またなったらおしえてくれよな！これ、オマケな！」
僕「悪いですよ！」
万事屋の人「遠慮すんなって！いつも頑張ってる兄ちゃんにプレゼントだ！」
僕も「それじゃぁ、お言葉に甘えて。」
万事屋の人「最初からそうすれば良かったんだよ！」
僕も「乱様が喜びます！ありがとうございました！」
僕がもらったのはピンク色の綺麗な桜の飾りのついたかんざしだった。
僕「それじゃぁ、また。」
万事屋の人「おう！またこいよ！！」
買い物を済ませてみんなが時間を潰している通りに向かうと
お酒を買いに行ったお二人共以外がいた。
博多「優！」
僕「お待たせ致しました。さぁ、帰りましょう。」
信濃「待って！」
僕「どうしましたか？」
不動「これ、俺達からのプレゼントだ。」
御三方から紙袋を受け取った。
僕「悪いですよ！！」
不動「いいんだよぉ！！」
博多「こんな物しか買えなかったばい・・・・。」
信濃「ゴメンね。でも、一生懸命選んだんだ！！」
必死に訴えかけてくる３人。
僕「分かりました。有難く頂戴致しますよ。」
不動「早速付けてくれよぉ！！」
僕「これなんですか？」
博多「紅ばい！！」
ん？・・・・紅？
急いで中を確認すると
紙袋の中には
真っ赤な紅の入った丸い漆塗りの入れ物が入っていた。
僕「これを、今ですか？」
信濃「うん！」
不動「観念してつけろぉ！」
僕「まさか、僕を戻したいから買ったんですか？」
博多「そうとよ！」
僕「そう簡単には戻りません。」
不動「今つけてくれなきゃここから動かないぞぉ！！」
僕「はぁ・・・・分かりました。」
僕は少し端に寄り、後ろを向いて紅を塗った。
今の姿のまま。
僕「塗ればいいんですもんね？」
僕はパタンと蓋を閉じて紙袋へ戻すと不動様の方へと向き直った。
正直、無茶苦茶恥ずかしい！！
こんな奴どこにもいないだろうな！！
だが、仕方が無い。
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ミーちゃん(プロフ) - 応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年7月13日 13時) (
レス) id: 12614c4f22 (このIDを非表示/違反報告)
柚希 - 物凄く続きが気になります！更新頑張って下さい！ (2017年7月13日 10時) (レス) id: 24182f5998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミーちゃん | 作成日時：2017年6月9日 23時
