十一 ページ13
……
？「あれ？？千里眼で見たらヤチさんここにいるはずなのに……？」
「千里眼……？もしかしてお主烏か？」
？「えっ！？そ、そうです！！ヤミカラスです！！」
少年はびっくりした顔で言った。
「ヤミカラスなら丁度いい！！ヤチはそこの影鬼の中におる！！助けてやってくれなのじゃ！！」
「や、ヤミカラスだと！？吾輩の攻撃など効かぬではないか……！！」
影鬼は逃げようとしたが遅かった。
俊敏なヤミカラスによってヒトカが引っ張り出された。
「消えるのじゃ低級！！！！」
「ぐあ゛あ゛あ゛あ゛！！！！！」
影鬼は跡形もなく消え去った。
幸いヒトカに怪我は無かった。
本当によかった。
ヒトカ「アマテラス様、ヒナタ！！助けてくれてありがとうございます！！」
ヒナタ「えっ！？！？アマテラス様！？」
ヒナタと呼ばれた少年は飛び上がった。
ヒナタ「あああああアマテラス様ははははじめまして！！！！！……ヤミカラスのヒナタです！！！
うおおおおお本物だああああ！！！」
ヒナタはとても興奮して自己紹介した。
ヒトカ「私の学校の友達なんです！！
……ところでヒナタ、なんでここに？」
ヒナタ「ヤチさんが遅いから心配で！！！
元に戻ったんだね！！よかった！！
これからどうするの？」
「あー、ヒナタとやら。
ヒトカ……ヤチを連れて帰ってくれんかのぅ？」
ヒトカ「！？どうしてですか！！！私はアマテラス様と一緒に……」
ヒトカはそこまで言うと、何かに気づいたのか尻尾をだらんとさせて項垂れた。
「ヒトカが邪魔な訳じゃないのじゃ。
……お前が人質にとられる危険性が高くてのぅ。
お前はヒナタと妖魔界へ帰るのじゃ。」
ヒトカ「……わかりました。
……お気を付けてください、アマテラス様。
そして、ありがとうございました！！」
ヒトカは深々と頭を下げた。
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りんご - 今更すみません。この作品めっちゃいいですね夢主ちゃんかっこいいです！ (2018年3月25日 7時) (
レス) id: 412542f9e6 (このIDを非表示/違反報告)
雀(プロフ) - トコトコさん» コメントありがとうございます！もちろんそのつもり……おっとこれ以上は言えません笑 (2017年2月15日 18時) (レス) id: b44753a7bb (このIDを非表示/違反報告)
トコトコ - にろにーが可愛いwでも、夢主ちゃんもやられっぱなしじゃなくて、にろにーにガツンと一蹴り入れてやれ！！ (2017年2月11日 21時) (レス) id: 892b25096f (このIDを非表示/違反報告)
雀(プロフ) - 鬼のように忙しい鳴乃青年さん» なんだいマイハニー！！！すまぬ読みにくくて！うわあ！！！ (2017年1月10日 21時) (レス) id: b44753a7bb (このIDを非表示/違反報告)
鬼のように忙しい鳴乃青年(プロフ) - はー！！！！ (2017年1月10日 21時) (レス) id: ddb8517db1 (このIDを非表示/違反報告)
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