油断大敵 ページ6
私のFPSスキル舐めんな…!!!(関係ない)
階段の手すりを滑り台のように降り(よい子は真似しないでね)
すぐそばにあった、扉が開いたままの物置に入る。
隠密スキル+10だぞ私(大嘘)
息を殺して大きなダンボールの陰に隠れる。
きっと彼はすぐこちらに戻ってきて物置を詮索するだろう。
アイツが去った瞬間に上の階に戻ってやろう。そして帰るスマホは家で大切に冷蔵庫で保管させていただきますね。
「クッソ、アイツどこ行った!?」
バタバタと足音が遠のく。
____チャンスだ。
今以上の好機はない、そう思い一歩外に出た瞬間
「 み ー つ け た 」
わぶっ、と私は声をあげてしまった。
…顔面を彼の胸板にぶつけてしまったのだ。
彼はスリッパを手に持ち、さっきまで走っていたとは思えないほど余裕の表情だった。クソ〜運動部〜(絶望)
スリッパを手に持っているということは、音を消してこちらに戻ってきたのだろう。裏をかかれ
た。
かんっぜんに、油断した。
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東雲@すずめ(プロフ) - 志織さん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです!!推しの小説なんで精一杯書きますね……!閲覧ありがとうございました! (2018年6月19日 20時) (レス) id: b44753a7bb (このIDを非表示/違反報告)
志織(プロフ) - 新作おめでとうございます!なんていうか、凄く好きな二口堅治です…。こっそりひっそり応援しております! (2018年6月17日 23時) (レス) id: f90efcc153 (このIDを非表示/違反報告)
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