言 い な り ロ ッ ク オ ン 【 二 口 堅 治 】

おしゃべり七三クソパリピ ページ2

……



＿＿＿遡ること一時間前。









ながーーーーーーーーくてありがたーーーーーーい校長先生とかその他先生のお話を経て、
無事始業式が終わった。







その後、新クラスで仲のいい友達と和気あいあいとお話してたのだが








二口｢なんの話してんの、俺も混ぜて｣









このクソ男がやってきた。







｢(なんだこいつめちゃくちゃ馴れ馴れしいじゃん…隣なの???????死ぬの私????????)



……どちらさま？｣







友達｢えっA二口くん知らないの?｣




いやだから誰だよ二口ってコイツか









二口｢バレー部の二口堅治くんです〜｣








そういって彼は顔の前でダブルピースを作った。まじクソうぜぇな、次の席替え明日しようぜ先生






二口｢ていうかなんの話してたの？｣






｢…………メイクの話だけど｣









言えない。

コスイベの話とか併せの話してたとか死んでも言えない絶対言わない。









友達｢あっ、そういえば私先生に呼ばれてた！｣






友達はすごい速度で廊下に出ていった。
コイツ逃げたな……
お察しの通り、友達もレイヤーである。

ていうかそっち職員室じゃなくてトイレのある方じゃん…







二口｢そうだ、神代さんだっけ

見せたいものがあるんだけど、｣





｢……なんですか?｣








二口｢これさ、アンタだよね｣









彼はスマホをタップして一枚の画像を表示させた。





それは、先月参加した市内のコスイベの写真だった。


不幸中の幸いか、私1人しか写ってないのが友達には迷惑かけなくて済む。



｢……ッ!!!｣








二口｢あ、その反応もしかして当たり？｣







｢ちがう｣







二口｢そ、じゃあこれ青根に見せてもいい？｣








｢……だ、め｣









二口｢ふーん？｣






彼はにやにやしながらこっちを見てくる。









……終わった、私のすくーるらいふ……

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