千冬の兄は生きたいと願う【東京卍リベンジャーズ】参 (ページ8)

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百二話ページ8

更新遅くなってごめんなさい

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-回想-

乾「黒龍に入る気はないか？」

-回想終-

俺は…

「イヌピーに誘われたのに黒龍に入らねぇのか？」

『…ココ』

ココ「すっかりオマエのこと忘れてたわ。イヌピーに聞いて思い出した。悪ぃなボスにやられてる時、助けるべきだったな」

『いいよ。あれは俺の自業自得』

ココ「オマエの身体のことも聞いてる。俺なら病気治す為の金を作ってやれる。どうだ？千秋」

『なｯ』

今、コイツが何言ってるのか分からない

病気を治す為の金を作ってやれる。だって？

ココ「オマエの病気を治す為には手術を受けなきゃなんねーんだろ？それには莫大の金がいる。違うか？」

『……』

ココ「ﾀﾋにたくねぇんだろ？」

『…手術を受けてもﾀﾋなねぇという保証はねぇ。俺の病気を治す為の手術は成功率はんな高くねぇ。だから失敗するかもしれねぇ。そしたら俺はﾀﾋぬ』

それが分かっているから、今まで誰にも言わなかった。

なのにココにはバレている

でも俺にはﾀﾋぬかもしれねぇ手術を受ける勇気なんかない

ココ「そんなんじゃ仲間も弟も救えねぇぞ。勇気を出さねぇとオマエは一生足でまといのままだ」

『ココ…』

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