百四十二話 ページ48
千秋side
やっぱこの時期は寒ぃな
そういえば記念写真以来タケミっちまた雰囲気変わったよなー
今更だけど
気の所為だとは思うんだけど
んー
千冬「ただいまー」
あ、千冬帰ってきた
『おかえ…ってタケミっちも一緒かよ』
千冬「まぁな」
花垣「ど、どうもっス」
あれいつもの雰囲気のタケミっちだ
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千冬「平和だなぁー なぁタケミっち」
花垣「あん?…うん」
千冬「東卍のトップになるって息巻いて一週間
これといった策があるわけでもねぇしどうしたもんかねぇ…
聞いてんのか?タケミっち」
花垣「千冬…俺今すげぇ事思いついちまった」
千冬「へ?」
花垣「不良界の
行くぞ千冬!!」
千冬「は?どこに?」
花垣「渋谷駅?」
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千冬「待てよタケミっち
つーかなんで千秋も着いてきてんだよ」
『気にすんなボディーガードだと思っとけって』
千冬「病人にボディーガードされてたまるか!」
『誰が病人だ!最近発作も起きてねぇし調子いいんだぞ!』
千冬「激しい運動は止められてるだろーが!!」
花垣「ちょっと兄弟喧嘩すんなよ
千冬、千秋くんまずは横浜だ!」
千冬・千秋「『いってらっしゃーい』」
『電車代の無駄な気しかしねぇからパス』
千冬「同じく」
花垣「オマエら……絶交だ!!」
千冬「あっおみやげよろしくなぁ
……あーアホらし帰ろうぜ千秋」
『あぁ』
ほんとタケミっちっておもしれぇな……
「千冬 千秋くん!!」
千冬「なんだよ…もう怖じ気付い…
え?山岸とマコトじゃん!」
『オマエらどうしたんだよその顔……』
山岸「いきなり襲われたんだ赤い詰め襟の集団に!!」
『それってまさか……!!』
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作者名:夜 | 作成日時:2021年9月7日 0時