百二十五話 ページ31
柚葉side
大寿「逃げようとしても無駄だぞ！
この教会は
花垣「!?」
精鋭100人……なるほどな
千冬「……ホントだぜタケミっち」
花垣「……そもそも逃げる気はねぇ
千冬…黒龍を潰さねぇと未来は変わらねぇ!!」
千冬「そうだなタケミっち！同感だ」
三ツ谷「こりゃﾀﾋぬな」
『呑気に膝着いてる暇もねぇな』
花垣「……ハイ!!」
柚葉「オマエら…何笑ってんだよ？冗談じゃねぇんだぞ!?
本当にﾀﾋぬかもしれねぇんだぞ!?」
三ツ谷「……ゴメンな」
柚葉「え？」
三ツ谷「"その期待が人を苦しめる事もある"俺の期待が
"兄貴"失格だな」
柚葉「……三ツ谷」
三ツ谷「オマエは一人で八戒を守ってきたんだな…
マジ尊敬する。今度は俺らの番だ」
-回想-
「柚葉」
柚葉「なーに？」
「パパの事好き？」
柚葉「んーわかんない あんまりお話しした事ないモン
おウチにいないし」
「ごめんね柚葉 私が柚葉を守るね」
柚葉「大丈夫だよ ママはおうちの事気にしないで
だから悪い病気早く治してね？」
それからまもなくママはﾀﾋんだ
柚葉「ママ…今日八戒が小学校に上がったよ
自分のランドセルが嬉しいみたいで遊びに行く時も背負ってるんだよ おかしいでしょ？
……心配しないでねママ 家族は私が守るから
だからいつか…いつかまたギュってしてネ」
ママがﾀﾋんですぐに大寿の暴力が始まった
毎日毎日
大寿「トイレの電気消し忘れたのどっち？」
八戒「あ…あ」
柚葉「アタシ!!」
大寿「……オイ なんで嘘つく？」
柚葉「え!?嘘じゃないよアタシが！」
大寿「便座が上がってたぞ
便座上げんのは男だけだ 八戒！来い！」
柚葉「待ってよ
もう八戒を叩かないで!!!アタシが代わりに罰を受けるから お願いします!!!」
八戒「姉ちゃん…」
大寿「じゃあ テメェはアレだな
これからは二人分殴られるワケだ
それでいいんだな？柚葉」
-回想終-
ずっと ずっと一人で守ってきた
だから稀咲の言葉に食いついた
一人で一人でやらなきゃ!!
花垣「八戒を守んぞ!!!」
「「おう!!!」」
三ツ谷「おらぁ」
ｺﾞｯ
八戒「大丈夫か!?タケミっち」
花垣「オウ！サンキュ！」
『みんな成長してってるそれが東卍さ』
柚葉「あぁ」
ありがとう みんな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 266人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜 | 作成日時：2021年9月7日 0時
