百二十二話 ページ28
-回想-
三ツ谷「暴力はさ 守る為に使えよ」
-回想終-
八戒「あの時俺は誓ったんだ 俺が家族を守るって
守りたかった 家族を…柚葉を守りたかった
けど大寿に逆らう度胸なんて俺にはなかった」
花垣「え?」
八戒「逆だ…俺はずっと守られてきたんだ」
-回想-
大寿「じゃあ テメェはアレだな
これからは二人分殴られるワケだ
それでいいんだな?柚葉」
-回想終-
花垣「え?」
八戒「俺を…家族をずっと守ってきたのは柚葉なんだ」
花垣「……柚葉?
八戒………じゃあオマエはずっと
ずっと守られてきたって事か?
"守ってきた"っていうのは全部嘘なのか!?」
-回想-
柚葉「大寿 なんで八戒に手ぇあげてんだよ!?
約束が違うじゃねぇかよ!!」
八戒「姉ちゃん」
大寿「約束?そんなモンで
二人共こっち来いオラ」
-回想終-
八戒「俺は柚葉のしてきた事を さも自分がした事のようにオマエらに話した」
千冬「……オマエ それって最低じゃん」
乾「ダッサ」
ごめん八戒 俺もイヌピーと同じこと言いかけた…
柚葉「もう言うな…八戒!」
ココ「若ぁー
女に守られてただけでもダセェのに守ってきたなんて嘘どのツラ下げて言えんだ?」
柚葉「オマエらに関係ねぇだろ!?
アタシが自分で決めたんだ 八戒は悪くない!!」
八戒「俺を許してくれタケミっち」
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作者名:夜 | 作成日時:2021年9月7日 0時