千冬の兄は生きたいと願う【東京卍リベンジャーズ】参

百二十話 ページ26

八戒「大寿ぅぅ!!!!

俺だって…俺だってっやれるんだ

やれるんだあああ」


ｺﾞｯ


八戒「くっ 邪魔すんなタケミチ」

花垣「わかんねぇのかよ八戒…

こんな事したらオマエどうしようもない奴になっちゃうんだぞ!?

こんなんじゃねぇだろ！"立ち向かう"って事は…

立ち向かうっていう事がどういう事か

オマエに見せつけてやる！」


大寿「あん？まだ懲りねぇのかクソガキ」



"君は負けるって分かってて 助けに来てくれたんだよ"



花垣「まだ懲りねぇ だと？それだけが取り柄なんだよ

行くぞ大寿」



ｺﾞｯ



八戒「タケミっち」


花垣「まだまだぁ うぉぉぉぉ」



ﾄﾞｯｺﾞｯ



大寿「…何発殴らせれば気が済むんだ」

花垣「負けねぇぞ」


八戒「なんで…そんなに頑張んだよ…」


千冬「もういいタケミっち オマエはよく頑張ったよ

俺らの負けだ」

花垣「……」


『タケミっち、もう戦うな』

花垣「？」

『後は、俺がやる』

花垣「え!?」


千冬「千秋!?」


乾・ココ「「!?」」


大寿「テメェがやるだと？」

『あぁ、言っとくが俺はタケミっちよりは強いと思うぜ？』


やってやる 俺は仲間が傷付いてんのを見れられないんだよ



『さぁこいよ ぶっ飛ばしてやる』


大寿「いい度胸だ」


ｺﾞｯ


八戒「千秋！！」


『く…俺は仲間を守るんだよテメェなんかに殴られてたまるか！』


八戒「兄貴の拳を止めた？」



何とか止めたか


『今度は俺の番だ うぉりゃあ』


ｶﾞｯ



大寿「んな蹴り当たんねぇぞ」


『そんならこれなら…』

大寿「！」



ｺﾞｯｶﾞｯ



ｽﾞｱｧｧ



大寿「痛くも痒くも…」



ﾄﾞｻｯ



大寿「!?」



『ﾊｯ やってやったぜ

タケミっちのおかげだな』



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