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家に到着し、タクシーの運転手さんに手伝ってもらい家になんとか連れてきた。
家のドアを開けると寝てね、と言っていたはずの北斗が玄関前で待機していて困った顔を向けてきた。
「北斗、今日家に具合悪い人いるから大人しくだよ！」
そういうと玄関で倒れている森本を心配そうに見つめた。
ぐったりしている森本をひとまず玄関に置いておき、客人用の布団をセッティングして森本を呼びに行く。
「布団敷いたよー
いける？
その前に吐いておきたいとかある？」
「…ちょっと気持ち悪いかも」
横たわっている森本をなんとか起き上がらせてトイレまで運んで背中をさすってあげた。
トイレから布団まで肩を貸して移動させると、やっとしっかり横になれるからか倒れ込むように布団に沈む森本。
そのままうつ伏せで寝ようとするから、
待って！
と一旦仰向けにさせて、冷却シートや脇に挟むための保冷剤、水などを持ってくる。
「嫌かもしれないけど貼るよー」
髪を上げておでこにシートを貼る。
苦しそうに顔を顰めるからこちらも思わず顔を顰めてしまう。
「森本ーごめん
スーツ脱がせるよー」
ずっと羽織ったままのジャケットを片方ずつ腕を抜き取り、脱がせシャツもボタンを上から数個開け脇に保冷剤を挟んでいって、水もストローを差して飲ませる。
森本には申し訳なかったが、苦しそうだったからベルトもさっと抜いてボタンを外しておいた。
「どう？少しはマシ？」
「…ゔーん……」
魘されているに近い声をあげている。
「しばらくそばにいるからなんかあったら言ってね」
「…さむい」
「毛布持ってこようか」
毛布を持ってこようと寝室に向かうと北斗はまだ寝ていなかったようで、先ほどの心配そうな顔から打って変わりがるるるると威嚇される。
「北斗、今日は具合悪い人がいるの
居心地悪くても我慢して
はやくおやすみしてね？」
毛布を掛けてあげるがまだ寒いと言う森本。
布団に手を入れ手を触ってみると冷たくて驚いた。
「手冷たいね…」
「Aのてあったかいわ…」
そう言われると離しづらくなってしまい、冷たい手をさすってあげる。
手をさすってあげているとそのうち森本は眠りに落ちた。
気づいたらカーテンから朝日が漏れるほどの時間になっていた。
手をさすっていたらそのまま寝落ちしてしまったみたいで体が痛い。
すやすやと寝ている森本を起こさないようにぬるくなった冷却シートだけ取り替えソファでもう一眠りすることにした。
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sawamura(プロフ) - くらふく。さん» くらふく。さん、コメントありがとうございます！お気に入り登録までしてくださってるとは…😭嬉しいです！これからも頑張って更新しますので、よろしければお付き合いくださいね☺️ (1月16日 21時) (
レス) id: f284a07fce (このIDを非表示/違反報告)
くらふく。(プロフ) - お気に入り登録していつも読んでます！！これからも更新を楽しみにしてます(*ˊ ˋ*)♬.*ﾟ (1月16日 18時) (レス) id: c0f003c39f (このIDを非表示/違反報告)
sawamura(プロフ) - くみさん» くみさん、コメントしてくださりありがとうございます！楽しみにしてくださっていただけて本当にありがたいです…🥹🥹頑張って更新していけたらと思っていますので、気長にお付き合いくだされば嬉しい限りです…！ (11月17日 21時) (レス) id: a6d5172d7a (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - 更新ありがとう御座います！めちゃ嬉しいです😭また続き楽しみにお待ちしてます！ (11月13日 21時) (レス) @page21 id: ac351487ee (このIDを非表示/違反報告)
sawamura(プロフ) - べーこんさん» べーこんさん、コメントありがとうございます！そして、お返事遅くなってしまいすみません…😭なんとか時間を見つけて更新してまいりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします🙇♀️ (11月13日 14時) (レス) id: 683c6cce3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sawamura | 作成日時：2023年4月30日 11時
