表はクール裏は音女(乙女)&テンション高めな女の子と表は最強裏は天然な男の子の波乱盤上物語！？ (ページ22)

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千代「意外と女子力高いよね」『そんなことない』ページ22

Aside

轟や羽織と色んな話をしてやっと帰る時間になった。

羽織はやってなかった個性把握テストをやっていて私と夜空と千代、そして轟と帰る事になった。

轟「お前らはずっと一緒にいる気がするがいつから仲が良いんだ？」

千代「私とAは保育園からで、夜空は中学2年の時、転校生として来て会った。」

『考えてみれば意外と最近だよな』

轟「なのにそんなに仲が良いのか」

『うん』
『あ！そういえば夜空と羽織って久しぶりとか言ってたけど転校する前の友達？』

夜空「え？うん,,,そうだよ。」

轟「そろそろ駅だな」

『本当だ。じゃあな轟』

轟「あぁ、またな」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
20分後
家に入る

『ただいまー』

まだ親は仕事中だ。家にいない
【レンジでチン！して、オーブンでブン！してね♪】
と、書かれていたメモを取り、オーブンでブン！ってなんだよ。ブン！って。と思う。

チン！したカレーパンを頬張る。美味しい。
ブン？知らんなそんなもん

食べ終わったけれど、やることがなくて暇だ。

子供の頃に買ってもらったウサギのぬいぐるみに抱きつきながら何をしようか考える。

私の部屋にはぬいぐるみが多い。何度か捨てろ。と言われたが可愛くてなかなか捨てられなくて困っている。

ウサギのリフちゃん
キツネのフホラ
鳥のスカイ
蛇のピエ
だいたいこの4匹がお気に入りで、特に気に入っているぬいぐるみは、ロボットみたいで動物みたいなよくわからない生物のオンプという名前のぬいぐるみ。

まぁ、他にも色々いるけど。
でも、ひとつだけ物置にあって気になったぬいぐるみがあった。

それはドラゴンのぬいぐるみだった。私もなんだかんだ言ってドラゴンが好きで一回買って貰おうとしたがなぜかもの凄く嫌そうな顔をしていたから買いたくても買えなかった気がする。

不気味。そう思ったが、気になったから部屋の隅においてある。

それを手に取り、よく見てみる。意外としっかり見たのは初めてかもしれない。汚れは特になく、例えるなら、一回読んだ漫画程度。

母「ただいまー！」

『おかえり』
親が帰ってきたから、ササッとぬいぐるみを片付ける。

さぁ、今日の晩御飯はなにかな？