溺愛彼氏 (青) (完結)

中学生 ページ10

「「かんぱーい！」」
章「はよ帰らしてー。」
亮「アカンしー。」
『(笑)』

みんなのいる居酒屋さんに到着して早速乾杯。

章大くんの"早く帰りたい"要望はすぐ却下された。

村「お疲れさんやなぁ。」
章「別に疲れてへんで(笑)？」
横「何ではよ帰りたいん？」
章「Aと二人きりなりたいもん。」
大「明日から死ぬほど一緒やん。」
章「１週間だけやもん。死ぬほどちゃうし。」
丸「ほらほら、章ちゃん飲も飲も！」
渋「お前変わったなぁ(笑)」
亮「会社でもこんなんやで(笑)？」
章「黙れしー。」

帰りたい、って言う割には、お刺身をつまみながら楽しそうに話してる章大くん。

私にもお刺身とか唐揚げとか取ってくれる。

eightのメンバーといる章大くんは大好き。
だってすごくリラックスして楽しそうだから。

大「Aちゃん、疲れてない？」
『はい、今テンション高いから平気です(笑)』
横「でもほんま綺麗かったわー(^_^)」
『ありがとうございます！余興も最高でした！』

私の前に座ってる大倉さんと、章大くんと反対側の私の隣に座ってる横山さんが話しかけてくれた。

てゆうか、、

『みんなすごいモテてましたね(笑)』

章大くんとはずっと一緒にいるし、メンバーともちょくちょく会うから麻痺してたけど、、
出席してた女の人達が、メンバーの誰かしらを狙ってた気がする。

村「中でも亮はダントツやけどなぁ。」
『へぇ、、』

亮さんは、人見知りだけど女の子には優しくて子供っぽいところがあるから人気なんだって。

渋「今どこが？て思ったやろ(笑)？」

『うぇ、、いや、、そんな(汗)』

確かに、
超イケメンだからそれは分かるけど、、

章「Aは俺のことが好きやから分からんねん。」
『ふふ、、うん(笑)』

すばるくんに突っ込まれてパニクったけど、
章大くんが助け船を出してくれて助かった。

渋「おもんな(笑)」

亮「何々？俺の話？」
章「そーそー、亮が一番モテるって話。」

口にソースを付けて焼きそばを頬張りながら聞いてきた亮さんに、章大くんがサラッとそう言ったら、

亮「めっちゃ寄ってくるけど離れていくのも早いで？」
丸「亮ちゃん口悪いもん。女の子は怖がるねんて。」
章「精神年齢が低いから。」
横「面食いやし。」
亮「それは横山くんもやんかー。」
村「女は中身やで。」
大「けど村上くんこの前ミニスカートの女の子見て興奮してたやんか。」
村「そら男やから仕方ないやろがいっ！」
『、、』

仲の良い中学生の会話みたいだ。

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