愛とかゆうやつ ページ7
大「自信ないんや(笑)」
章「はぁ、、ほなやろか？」
『、、』
大倉さんの言葉にため息ついて、章大くんが渋々立ち上がった。
何だかモヤモヤしちゃう。
だって、ほんとに章大くん面白く無さそうなんだもん。
丸「Aちゃん、こっち来て(^_^)」
『、、はい。』
丸「そんな不安な顔せんで大丈夫(笑)！」
丸山さんが私のところにきてエスコートしてくれる。
選ばれたのは、アユカちゃんと、彼女と一緒に来た同級生と、章大くんの大学の時の友達数人。
私を含めたみんなが横一列に並んだ。
大「では！ヤスに目隠ししまーす。」
大倉さんの指示で、亮さんが章大くんに目隠しをしたら、
丸「Aちゃんはこっち。」
『、、へ？だって、、(汗)』
丸山さんが、コソッと耳打ちして私を列から外した。
大「ほな、お願いします！」
『、、(汗)』
私がいないなか、章大くんが一人ずつ手を握っていく。
表情ひとつ変えず、悩む素振りもなく、パッパッとリズムよく握手する感じで、、
で、最後の人の手を握った瞬間、
章「大倉、ふざけんなよ？Aおらんやんけ。」
『、、』
丸「ふはっ(笑)」
大「、、ファイナルアンサー？」
章「おらんし。絶対おらん。」
大「、、せいかーいっ(笑)！！」
横「、、すげぇな、、」
村「愛とかゆうやつちゃうんか？」
渋「キモすぎやろ(笑)」
章大くんは当てたことに対して特に喜ぶ様子もない。
大「ほな次！」
章「まだやんの？」
大「やるやる。偶然かもしれんもん。」
次は私も加わる。右から３番目。ちょうど真ん中に立った。
大「それでは章大くん、お願いします！」
章「いくでー。」
２回目、また章大くんが手を握っていく。
一人め、二人め、、
章「、、」
『、、』
私の手を握った瞬間、彼がピクッと反応して、
章「あ、Aや(笑)」
目隠ししても分かるくらい笑顔になった。
大「ヤス、ほんまにええの？あと３人残ってるで！？」
章「ええよー、やって絶対この子Aやもん(笑)」
指輪をしてない右手だけど章大くんには分かるみたいだ。
大「、、おもんな。」
『、、ふはっ(笑)』
大倉さんがマイクを通さずボソッて呟いた。
章「やから言うたやんか、おもろないで？って(笑)」
章大くんが私の手を握ったまま目隠しを外す。
大「もっと悩む画が欲しいやんかー、、」
章「ないない絶対ない。」
大「全然盛り上がらんやんかー。」
大倉さんはそう言うけど、
「いいぞー！」
「おめでとー！」
彼以外は盛り上がってくれた。
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ゆ - めちゃくちゃ面白かったです！！なんで自分はテスト期間にこの神作品と出会ってしまったんだろう、、と読んでいる間ずっと思ってました笑 (2022年10月7日 22時) (
レス) @page50 id: 0983414f21 (このIDを非表示/違反報告)
えむ - あと、前半の方ですが、2箇所くらい名前が「ひより」になってました！ (2022年3月3日 12時) (レス) id: c8b64566cd (このIDを非表示/違反報告)
えむ - 読ませていただきました！ちょっとヤスくんが本物よりブラックな感じはしましたけど笑（お話なのでそうですよねアンチじゃないです）、面白かったです！あだっ、っていうのは痛っていう関西弁なんですかね…笑 あだって初めて聞いたもので…笑 面白かったです (2022年3月3日 12時) (レス) @page17 id: c8b64566cd (このIDを非表示/違反報告)
Mari(プロフ) - 久しぶりにひよりんさんの作品読み直して何度読んでも好きな作品です。 (2021年9月20日 15時) (レス) id: 0a5a3ede14 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ふみさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！最近は滞ってますが、再開に向けて頑張ります！ (2020年9月10日 7時) (レス) id: 222226e292 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2019年6月12日 20時
