自覚してる ページ5
章「お前らは呼んでへんけど？」
女「洋介からお誘いいただきました♪」
章「クソ洋介め、、」
洋介、、誰だろ、、
彼女達が章大くんを囲んでわいわいしてるなか、
女「洋介は章大と大学の時の友達で、私達もその部類だよ(^_^)？」
『、、そうなんですね、、初めまして(^_^)』
この人、章大くんが好きなのかな、、
笑顔で私に話してくれるけど、、
カフェの店長の目を思い出す。
私が章大くんの彼女だと知った時の、悲しげで少し敵対心のあるあの目、、
女「章大ってさ、、」
章「はいストップー！」
『、、？』
彼女が何か言いかけた時、章大くんが私の視界から彼女を遮った。
章「余計なこと言わんとってくれる？」
女「何でよ(笑)章大の学生時代を教えてあげようと、、」
章「最悪やったって自覚してるから止めてくれへん？」
『、、』
最初は冗談混じりだったのが本気になってる。
女「、、その最悪な男のことまだ好きなんだけど？」
『、、』
ほらやっぱり、章大くんのこと好きなんだ。
章「ごめん。きっぱりお断りします。」
彼女が泣きそうな顔で告白したあと、間髪入れずに章大くんが返事した。
女「、、そんな(泣)」
「お待たせしましたーっ！」
何だか雲行きが怪しくなったけど、
大倉さんが、ぶっ飛んだテンションでそう叫んだ。
大「はいはい、皆様お席にお戻りいただいて♪」
女「、、」
まだ何か言いたそうな彼女達を、大倉さんが強制的に席に戻しながら、
『、、ふはっ(笑)』
章「さすがやな、、」
私と章大くんにウインクしてきた。
『最悪だったの(笑)？』
章「おん、最悪だったの♪」
『可愛く言うとこじゃないでしょ(笑)？』
章「昔やもん。若かったもん。」
今は更正したもん、って、大倉さんのビンゴ大会の説明を聞きながら子供みたいに開き直ってる(笑)
『別に気にしてないよ？あの人と夜を過ごしたとしても、、』
章「、、何でしっ、、あ(汗)」
『マジか(笑)！』
半分冗談で言ったけど、本気の方だった。
けど大丈夫。
私と知り合う前だし、今の章大くんからそんな雰囲気はちっとも感じられないから。
何よりこうなることは覚悟してたし。
『男の人は若い時にたくさん遊んでおいた方がいいのよ、ってお母さんが言ってた(笑)』
お父さんも20代は相当遊んでたみたいだけど、お母さんと出会った30代はすっかり落ち着いてたんだって。
章「Aのお母さんにええお土産買って帰らな、、」
『ふはっ(笑)』
章大くんがお母さんに感謝してた。
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ゆ - めちゃくちゃ面白かったです！！なんで自分はテスト期間にこの神作品と出会ってしまったんだろう、、と読んでいる間ずっと思ってました笑 (2022年10月7日 22時) (
レス) @page50 id: 0983414f21 (このIDを非表示/違反報告)
えむ - あと、前半の方ですが、2箇所くらい名前が「ひより」になってました！ (2022年3月3日 12時) (レス) id: c8b64566cd (このIDを非表示/違反報告)
えむ - 読ませていただきました！ちょっとヤスくんが本物よりブラックな感じはしましたけど笑（お話なのでそうですよねアンチじゃないです）、面白かったです！あだっ、っていうのは痛っていう関西弁なんですかね…笑 あだって初めて聞いたもので…笑 面白かったです (2022年3月3日 12時) (レス) @page17 id: c8b64566cd (このIDを非表示/違反報告)
Mari(プロフ) - 久しぶりにひよりんさんの作品読み直して何度読んでも好きな作品です。 (2021年9月20日 15時) (レス) id: 0a5a3ede14 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ふみさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！最近は滞ってますが、再開に向けて頑張ります！ (2020年9月10日 7時) (レス) id: 222226e292 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2019年6月12日 20時
