気遣い ページ42
水田「、、確認しました。ではこちらに署名と拇印を押してください。」
水田さんがお金を数え終えて、束の書類を柊さんに渡した。
渋「いっこ聞いていい？」
水「、、はい。」
渋「金持って逃げたやつは？」
水「そもそも横領したのは柊さん本人ですので、そのお金の使い道などはこちらは詮索しません。」
渋「クソやな、会社もソイツも。」
すばるくんがボソッとそう呟いた。
章「、、」
章大くんは、フラットな様子でずっとすばるくん達を見守ってて、尚且つ私の手も握ってくれてて、
『、、今何考えてる？』
コソッと章大くんに聞いたら、
章「えー、、渋やん柊さんのことめっちゃ好きなんやろうなぁって(笑)」
ふふって嬉しそうに笑ってる。
『ムカついてると思った(笑)』
章「何でぇ、言うたやん、俺関係ないって(笑)」
しかも、渋やんやから心配する必要ないし、だって。
『じゃあホントに面白そうだから？』
章「そーそー、なかなかないで？借金返済の場面なんて♪」
この先勉強なりそうやし、って。
『、、』
章「引くなやー(笑)」
『だって、、』
章「そんな気遣う関係ちゃう、、あだっ(笑)」
渋「お前はもっと気遣え。」
『あれ？終わった？』
気付いたら水田さんはいなくて、柊さんがサロンを付けてオープンの準備をしてて、
すばるくんは、章大くんをはたいてた。
渋「お陰さまで終わりました。」
章「お疲れさん(笑)」
章大くんは、はたかれても特に気にすることなく、すばるくんのウイスキーグラスに自分のグラスを当てて老を労った。
渋「あ、そーそー、来月の頭ライブのオファーあるねんけど、、」
章「急やな(苦笑)」
渋「LINEしてみるわ、、」
『、、お店いいの？』
すばるくんが、私達のテーブルで携帯いじってて、彼女がお店の準備をしてる。
渋「A、手伝ってきて。」
章「いやいや客を使うな(笑)」
渋「ドリンク一杯サービスしたるやん。」
『もー、、(汗)』
席を立って、柊さんのところに行って、
『何か手伝う？』
柊「あー、、と、、お湯沸かしてくれる？」
『了解です！何でも言ってくださいね！』
柊「ありがと(笑)」
『、、柊さん、キレイになったね！』
憂いた雰囲気がすごく色っぽくて、思わず言ったら、
柊「そうかな、、」
って戸惑ってる。
『すばるくんのお陰かな(^_^)』
柊「ホントに、私には勿体ないくらい(苦笑)」
そう言ってすばるくんを見つめる柊さんは、守ってあげたくなるくらい儚くて綺麗だった。
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千尋(プロフ) - ひよりんさん» 無事に終えることができました！先輩のお別れ会で泣いてしまいましたが(笑)続編に飛んで参ります！ (2019年4月1日 22時) (
レス) id: 89a42fabbf (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ちぇりーさん» うそやん！ありがとー！はい、頑張りますっ！ (2019年4月1日 19時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 千尋さん» そんなときもあるよー、ひよりんもボロボロのときいっぱいあったもん(о´∀`о)もうおばはんやからちょっとのことじゃ動じへんようになったけど(笑)更新頑張るからね！ (2019年4月1日 19時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - youmorepetさん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年4月1日 18時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - カドケシさん» こちらこそご愛読ありがとうございます！カドケシさんにも共感してもらえる妄想文字おこし頑張りますっ！ (2019年4月1日 18時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2019年1月27日 20時
