人生 ページ25
章「どうも、お世話になっております(^_^)」
『お世話になっております(汗)！』
章大くんが立ち上がって挨拶したから、私も立ち上がって頭を下げた。
九条「おや、初めましてかな？」
九条さんが、私を見てそう言ったから、
『初めまして、AAです！』
改めて挨拶したら、
九「可愛いね、安田くんの部下？」
章「はい、妻でもありますけど(笑)」
九「、、なるほどね、、」
特に突っ込まないで、九条さんが明日香さんの隣に座った。
章「ちなみに今日は？」
九「あぁ、マンションをね、造ろうと思うんだけど、、」
都内にマンションを造りたいから、それの下準備をして欲しいって。
章「かしこまりました。期限は？」
九「と、思ったんだけど、、」
他の人と結婚したんだったらねぇ、、
『、、』
僕の想定してた展開と違うんだよなぁ、って私をチラッと見た。
章「その件なんですが、、」
章大くんが、メモを取ってた手帳をテーブルに置いて、
章「あくまで九条様とはビジネスの関係です。ご家族の問題にまで関わるつもりはありません。」
九「、、なんだって？」
明「、、」
『、、(汗)』
九条さんの眉がピクッて動いた。
章「明日香さんだけじゃないですからね？仕事上でも言い寄ってくる女性は吐いて捨てるほどいるんですよ(笑)」
『うっそ、、(汗)』
章「いちいち気持ちに応えてたら体いくつあっても足りませんわ(笑)」
九条さんと明日香さんの表情が曇っていくのもお構い無しに、章大くんは淡々と話す。
明「今までそんな事言わなかったじゃない、、」
震える声の明日香さんにも、
章「応えてもないでしょ？何より、、」
九条様にはご希望以上の仕事をさせていただいたつもりですが？
って、一切怯む様子はない。
九「そんな態度を取ってこの契約がなくなってもいいのか？」
九条さんも、怒りを抑えながら章大くんを脅かすけど、
『仕方ないです。僕の人生の方が大事なんで(^_^)』
そう言って、和子さんの淹れたコーヒーを優雅に飲んでる。
九「クソガキが、、」
章「残念です。九条様のくださる案件は僕ら営業マンにとっては非常にやりがいがあるので、、」
そういう要望は全力で勤めさせて貰いますけどね、
だって。
九「明日香のどこが不満なんだ？」
章「不満なんかないですよ？好きじゃないだけです。」
明「、、っっ！！」
九「、、ふ、、わはははは(爆)」
『、、』
明日香さんが泣き崩れそうになった瞬間、九条さんが大爆笑した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千尋(プロフ) - ひよりんさん» 無事に終えることができました！先輩のお別れ会で泣いてしまいましたが(笑)続編に飛んで参ります！ (2019年4月1日 22時) (
レス) id: 89a42fabbf (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ちぇりーさん» うそやん！ありがとー！はい、頑張りますっ！ (2019年4月1日 19時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 千尋さん» そんなときもあるよー、ひよりんもボロボロのときいっぱいあったもん(о´∀`о)もうおばはんやからちょっとのことじゃ動じへんようになったけど(笑)更新頑張るからね！ (2019年4月1日 19時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - youmorepetさん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年4月1日 18時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - カドケシさん» こちらこそご愛読ありがとうございます！カドケシさんにも共感してもらえる妄想文字おこし頑張りますっ！ (2019年4月1日 18時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひよりん
| 作成日時：2019年1月27日 20時
