ハズレ ページ44
章「もちろんアベレージは出すで？」
営業のノウハウも全部教育した上での話やけどな、って章大くんは丁寧に説明してて、
田村「評価の基準は？」
章「それは言われへん(笑)けど、、」
頑張ればそれだけの評価はあるで？の答えに、
田村「あやふやだとこっちも頑張り方が分からないです。」
章「ほんなら、そこら辺は田村くんが無事営業部に入ってきた時にじっくり話そか(笑)？」
みんなキョトンてしてるし(笑)、って章大くんが笑いながらみんなを指差した。
田村「、、すみません、、」
章「ええよええよ、そんな熱いヤツ嫌いじゃないから♪ほな、これで終わりますぅ。」
次昼飯やから林ちゃんから指示あるまで待っといて、って、章大くんが会議室から出ていった。
『、、』
"林ちゃん"だって。
仲いいのかな、、
田村「やべ、、熱くなっちゃった(笑)」
『(苦笑)』
田村「安田部長、スゴいらしいからさ、、」
あの人の下に付いて勉強したいなぁ、って田村さんは今からやる気満々だ。
私は、営業の事よりも、
章大くんと１度しか目が合わなかったこととか、章大くんと林さんとの関係が気になってしまって、
章大くんの嫌いじゃない"熱いヤツ"には到底なれそうもないな、、
林「お待たせしました、今から食堂に案内しますね！」
数分後、林さんが入ってきて、私たちをエレベーターで食堂まで案内してくれる。
林「７階が食堂になります。どうぞー。」
エレベーターが７階に着いて、林さんが"開"ボタンを押してくれてる間に新入社員がゾロゾロ降りる。
林「そのまままっすぐ行ってねー。」
最後に降りた私の後ろから、林さんが前の人にそう言ったあと、
林「Aさんて、すぐそばのカフェで働いてなかった？」
『、、』
私に小声で話しかけてきた。
林「どっかで見たことあるなぁって思ってたのよ(笑)」
『、、はい、短期バイトで、、』
林「無断欠勤したんでしょ？」
『、、』
林「その日が最後だったって店長が言ってた、、てか、、」
社会人になったらそんな事しないでね？って、口は笑ってるけど目は笑ってなくて、、
林「うちの幹部も見る目ないわ、、」
ハズレじゃん、って、私の肩をポンッて叩いて、
林「はーい、みんな食券を先に買ってー、、」
『、、』
何事も無かったように、食券の買い方をみんなに説明してた。
私は、何だか胃がグルグルして気分が悪かったけど、食べなかったら注目を浴びてしまうから、180円のきつねうどんのボタンを押した。
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ひよりん(プロフ) - 凛さん» 日本の会社っちゅう組織はそうやんねー。上に立つと強欲になってクソみたいな人間になるんよねー。お互い大変だねー(;＞_＜;) (2018年11月29日 22時) (
レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - ひよりん心配ありがとう。異動出来たけど、上司の都合のいい部下にされてる。駒だよ扱い月 (2018年11月29日 21時) (レス) id: de105c204a (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - かりん。さん» だー、、ごめんなさいっ(T0T)処理しましたっ！ごめんね！ごめんね！ありがとうね！ (2018年11月29日 21時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
かりん。(プロフ) - はじめまして！いつもキュンキュンしながら楽しみに読んでます！続きが気になってますが、移行先が分からないです(汗) (2018年11月29日 20時) (レス) id: 9714919c1c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ゆうこさん» ひよりんも！リアル章ちゃんにドキドキしてる(///∇///)早く舞台見たいわぁ、、 (2018年11月29日 20時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2018年10月8日 19時
