幻覚 ページ29
『衝動的に来てしまったけど、、』
章大くんのマンションの前まで来て、今さら怖じ気づいてきた。
さっき、駅のトイレで自分の顔を見たら頬が青黒くなってた。
『はぁ、、ツイてない、、』
そう言えば去年も顔に青アザ作ってたよね、、
またこんなことになったって知ったらきっと章大くん心配するよね、、
『、、よし、やっぱり帰ろう！』
金曜日には少しマシになるはず。
また机にぶつけたって言えばいいよね。
マンションに背を向けて帰ろうとした時、
「、、A？」
『あ、、章大くん、、(汗)』
章大くんが、コンビニの袋を下げて帰ってくるところに出くわしてしまった。
「何してんの！？てか、、どしたんっ(汗)！？」
すぐ私の異変に気付いた彼が、自分の手から袋が落ちたのも気にしないで私の頬を撫でた。
『えと、、(汗)』
何て言おうか口ごもってたら、
「、、高畠か？」
章大くんは超能力者だ。私のことは何でも分かってしまう。
『、、居酒屋さんで会って、、』
望くんが助けてくれたこと、彼が殴られそうになったから咄嗟にかばったことを話したら、
「、、とりあえず中入ろ？」
『待って、、』
私の手を取ってマンションに入ろうとするから、私が地面に落ちてるコンビニの袋を拾った。
「あ、、忘れとった。」
『、、ふふ(笑)』
完全に忘れられてた袋の中には、缶ビール２本とおつまみが入ってて、
『うちになかったの？』
「おん、もうちょっと飲みたいな、って思って。」
そう言いながら私の手から袋を取り上げた。
『ごめんね？明日お仕事なのに、、』
章大くんのひとりの時間を邪魔してしまって、何だか申し訳ないなって思ってたら、
「最初な、幻覚かと思った。」
『、、？』
章大くんが、エレベーターの"閉"ボタンを押しながらボソッと呟く。
「俺、Aに会いた過ぎてとうとう幻覚見るようになってもうたって焦った(苦笑)」
俺ヤバイなぁ、、って頭をポリポリしてて、、
『、、今日泊まってもいい？』
「そのつもりやけど？」
『お風呂であったまりたい。』
「その前に手当てしよか？」
ほんでゆっくり話聞くわ、って章大くんがため息つきながら言った。
・
『うー、、痛い、、』
「我慢しなさい。」
章大くんが、消毒液をコットンにつけて優しくアザに染み込ませる。
「で？望って誰？」
『、、えと、、(汗)』
殴られた経緯よりも、章大くんは望くんのことが気になったみたいで、全てを見透かすような目で私を見てきた。
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ひよりん(プロフ) - さっちゃんさん» 章ちゃん、ぼちぼち出てきたね！振替公演の時はガシガシ踊れてるかなぁ、、やっぱり章ちゃん見ると安心する(///∇///)まったりデートも楽しかった♪ (2018年10月8日 21時) (
レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 愛∞さん» 頑張りますっ！！ (2018年10月8日 20時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - チモさん» こちらこそいつもありがとー！話数余ったから、まったりしてみた(*￣∇￣*) (2018年10月8日 20時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ちむたさん» 応援ありがとうございますっ！はい、もーめっちゃ頑張ります(≧▽≦) (2018年10月8日 20時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - えっ!! もう7章?! 章大くんの激愛っぷり ますます上がってるから 終われないねぇ〜(￣▽￣) いろいろしんどい事あっても ひよりんのお話は ホント癒される(*^-^*) 章ちゃんも TVでの活躍増えてきたし 妄想も ますます止まらなくなっちゃうね(*´艸`*) (2018年10月7日 14時) (レス) id: f006844ad0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2018年8月9日 17時
