嘘やん ページ39
本番10分前、
みんなは真っ黒のスーツを着て準備万端。
カッコ良すぎてクラクラする。
もうホールにはたくさんのお客さんが入ってて、まさに箱詰め状態だ。
楽屋の小さなモニターからそれを眺めてた亮さんが、
亮「どの子か分かる？」
私に絡んできた子のことを聞いてきた。
『、、あ、この子だ！』
服装が派手だったから、画素は荒くてもすぐ分かった。
丸「この子ら毎回来てるよなぁ、、」
大「この前もらった手紙にアドレスと携帯番号書いてたわ(笑)」
村「嘘やんっ！？」
横「俺のんは水着姿の写真やったで(笑)？」
渋「嘘やんっ！？」
亮「章ちゃん、裸の写真じゃなかった？」
『、、嘘やんっ(汗)！？』
章「いや、お前は真似せんでええの(笑)」
『、、あた、、』
村上さんと渋谷さんにつられて反応したら、章大くんにはたかれた。
章「数年前の話や(笑)」
で、今度は優しく頭をポンポンってしてくれた。
亮「その写真どしたん？」
章「燃やした。」
丸「いやん、ヒドイッ(笑)！」
章「さすがにキモかったもん。それに、、」
そもそもタイプちゃうし、って、
『辛すぎる、、』
何だか彼女達が可哀想になってきた。
ｽﾀｯﾌ「そろそろ準備お願いしまーす！」
村「おっしゃ、行こか。」
スタッフさんの声で、みんなの空気がピリッと変わった。
章「Aは、楽屋出て右行ったら直接2階に続いてる階段あるから、、」
ひとりで行ける？って章大くんが子供扱いしてきた。
『行けるよっ(笑)！』
失礼しちゃう！って章大くんの胸を叩こうとしたら、
章「終わったらまたここ戻っといでや？」
その手を掴まれて鼻キスされた。
『うん、行ってらっしゃい///』
章「、、やっぱ送っていこ♪」
章大くんが私の手を取って、みんなと反対方向に歩き出すから、
『、、いいの(汗)？』
章「おん、すぐ行くて(笑)」
結局、私がソファーに座るのを見届けてから彼はステージに向かった。
『、、すご、、』
お客さんの多さに圧倒される。モニターで見るよりも迫力があって、
流れてる音楽が止んだ途端、
うぉーーっっ！！
って、一気に１階のテンションが上がった。
2階には私しかいなくて、私だけ何だか違う世界にいるみたいだ。
けど、、
キャーッッ！！
メンバーがぞろぞろ出て来て、章大くんが出てきた時、前のライブではお客さんに見向きもしなかったのに、
『あ、、ふふ(笑)』
私の方を見て笑顔で手を振ってくれて、
何だか優越感を覚えてしまった。
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ひひ(プロフ) - 6章頑張ってください！楽しみにしてます(*^^*) (2018年8月9日 8時) (
レス) id: de5c215d05 (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - ６章首を長くして待っています。頑張ってください。(^-^ゞ (2018年8月8日 22時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
あづくら(プロフ) - ６章頑張ってください！応援してます (2018年8月8日 11時) (レス) id: 27508a0b54 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ぴろさん» よかったー(о´∀`о)6章がんばりますっ！！ (2018年8月7日 18時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 倉安LOVEさん» あっという間に6章やわー(笑)１章完結のはずやったのにー(≧▽≦)ねー、平穏な日々を書けるよう努力します(^_^ゞ (2018年8月7日 18時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2018年6月22日 19時
